「保育園って、どう選べばいいんだろう?」 

育児の悩みは尽きないものですが、なかでも保育園選びは、親にとって大きな決断のひとつ。 

【山﨑夕貴アナのがんばりすぎない子育て】連載第3回では、山﨑アナが長男を通わせている保育園との出会いから、登園時の“ちょっと切ない”エピソード、そして「子どもに嘘はつかない」と決めている理由など語ってもらいました。 

産後、自宅に助産師さんが訪問してくれる自治体のサービスがあって、育児の悩みをいろいろ聞いてもらったんです。 
保育園のことも、その助産師さんに教えてもらいました。 
親が遠方で頼れないこと、夫は仕事が不規則でいない時もあること――そんな悩みを正直に話していたら、「あなた、そんなに大変なら、あそこの保育園がいいわよ」って教えてくれたんです。そのとき教えてもらった保育園に、今も息子が元気に通っています。

だだんだんの帽子とサングラスがお気に入りの登園コーデ

保育園は子どもより親に合うかどうか 

保育園選びって、“子どもにどこが合うか”で考えると本当に難しいし、悩みますよね。

だから「先生たちの雰囲気がお母さんに合うか」で選ぶことも、ひとつの基準じゃないかなって思っています。

私は、やっぱり「自宅との距離」や「預けやすさ」、そして「先生たちが親しみやすい雰囲気かどうか」ということがとても大事です。 

実際にその保育園に通ってみたら、先生たちがとても明るくて、建前と本音がなく家族のように接してくれる感じが、私にはすごく合っていました。 

大好きなアンパンマンTシャツを着て登園(保育園のお友達と)

まず、嫌な顔をされたことが一度もないんです。 

「嫌」なら嫌、「いいよ」は本当にウェルカムな空気で、なんでも率直に、気さくに伝えてくれるところが信用できます。 

例えば、私が忘れ物をした時には、嫌味なく「水筒忘れてたねー!」って笑いながら声をかけてくれるような、そんな空気感が心地いいんですよ。 

そして、息子は本当に甘えん坊な子で、一時期ずっと先生におんぶしてもらっていたのですが、迎えに行った時に先生がおんぶしながら「お母さん!この子めっちゃ甘えん坊!」って冗談っぽく言ってくれる、その親しみやすさが大好きなんです。

とても甘えん坊でママの抱っこが大好き

それに、私もたまに仕事で遅くなる時があり、そんな時には夕食も用意してくれるので本当に助かっていますし、安心して預けられる場所になっています。