フジテレビ山﨑夕貴アナウンサーの新連載スタート!
夫・おばたのお兄さんと共に2歳の息子を育てる山﨑アナが、子育てに仕事に奮闘する日々の中で感じたこと、悩んだこと、ママ友や周囲の人たちと接して素敵だなと思ったことなどを、等身大の言葉でお届けしていきます。
今回は、妊娠中から始めたという“無理なく働くための準備”について。
山﨑アナは「自分ができないことは、できる人に頼る」というのがすごく大事な考え方になったといいます。
7人の母である産後ドゥーラから「離乳食は全部市販で良いよ」と言われたことがきっかけで我が子特有の悩みを諦めることができたこと、シッターは児童館で「この人素敵だな」と思う人を見つけて声をかけたことなど、「ママがラクしてもいい」と思えた出来事を明かしてくれました。
妊娠中から始めた“無理なく働くための準備”
復職前、育児と仕事の両立ができるか本当に不安でしたが、想像よりも無理なく生活を送ることができています。それは、妊娠中から少しずつ準備を始め、万全の体制を整えられたことが大きかったと思います。
私の両親は遠方で暮らしているので、「頼れる人を近くに見つけないと」ってとにかく必死でした(笑)。
里帰りする予定もなかったので、産後、誰にも頼れないかもしれないという不安がすごく大きかったんです。
全部自分でやると破綻することが分かっていたので…。

まずは、産後ドゥーラ(※産前産後のお母さんに心身ともに寄り添い、支えてくれる存在)を利用しました。
産後利用するには、事前登録と面接が必要だったので、出産前から準備を始めたんです。
そして産後、区の助成を使用して、ドゥーラさんに週2回、3カ月ほどご飯を作ってもらっていました。
「自分ができないことは、できる人に頼る」というのは、私にとってすごく大事な考え方となりました。
自治体などの育児支援サービスって幅広いし、手厚いんです。そういったサービスをたくさんリサーチして、使えるものはどんどん使いました。
たとえばシッターさん。助成制度を使えば、ほぼ無料でお願いできることもあるんです。