食品偽装で転落した船場吉兆“ささやき女将の息子”時給800円の皿洗いからの復活劇
絶頂期には、年商十数億円を誇った大阪の高級料亭「船場吉兆」(※)。
(※)船場吉兆の「吉」の正確な表記は、「土」の下に「口」
しかし2007年、食品偽装問題が発覚。記者会見での“ささやき女将(おかみ)”の姿が強烈な印象を残し、客離れはますます進み、翌年にはついに廃業へ…。
その“ささやき女将”こと湯木佐知子社長(当時)の次男で、当時取締役を務めていた湯木尚二さんは、38歳にして家も職も失い、手元に残った全財産はわずか99万円だったといいます。
しかし、「この十字架は一生背負っていかなきゃいけない」と覚悟を決め、時給800円の皿洗いから再出発。それから約17年、料理人として見事復活を遂げ、現在は大阪市内で日本料理店4店舗を経営。はたして、どのようにしてどん底からはい上がったのか?知られざる壮絶な復活劇に迫ります。
ほかにも、月9ドラマ『教師びんびん物語』(1988年/フジテレビ)などに出演し人気を博すも、その後ヒットに恵まれず仕事が激減してしまい、現在は東京・高田馬場で居酒屋を経営、自ら調理場に立って料理を作っているという、俳優の野村宏伸さん。
投資に失敗して7億円を失い、一文なしとなってしまった、ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅さん。
宝くじで3億円を当てながらも「全額女性に貢いで、なくなっちゃいました」と、衝撃的な散財ぶりで人生が激変してしまったサラリーマン・久慈六郎さん。
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『あの金どこいった?~逆転人生にかける有名人~』は、10月16日(木)19時より、フジテレビで放送されます。