草彅剛さんと中村雅俊さんが、世界的スターとの思い出を明かしました。
ゲストが自身の“激推し”しているものを紹介する『ノンストップ！』（フジテレビ）月曜恒例のコーナー。
10月13日の放送に、月10ドラマ『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』（カンテレ・フジテレビ系）で主演を務める草彅剛さんと、共演の中村雅俊さんが登場しました。
本作は、妻を亡くし幼い息子を育てるシングルファザーで、遺品整理人の鳥飼樹（草彅）が、遺品整理会社の仲間たちとともに、孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな家族に寄り添っていくヒューマンドラマです。
草彅剛 世界的アーティストよりも設楽統に物申したい！？「悔しい！」
ヴィンテージ好きとして知られる草彅さんは、“ある大物アーティスト”に物申したいことがあるそうで、その人物がグラミー賞を何度も受賞している世界的アーティストであるブルーノ・マーズさん。
草彅さん曰く、公演のため来日したブルーノさんが、草彅さんがずっと目をつけていたヴィンテージギターを先に購入してしまったんだとか。
「今思うと、ブルーノ・マーズさんに買われてよかったと思いますよ。ギターも人を選ぶのです。ギターはブルーノ・マーズさんに弾かれたかったんだろうな、と思います」としみじみ。
中村さんが、「草彅くんは、いいギターを持っているじゃないですか。今もドラマ撮影の合間にギターを弾いてるんですよ」と明かすと、草彅さんは「はい、頑張って練習しています。そういうヴィンテージも好きなので」と微笑みました。
また、MCの設楽統さんにも物申したいことがあるそうで、「僕が狙っていた50年代のフーディ（フード付きのスウェット）があったんです。ある日そのお店からなくなっていて、『多分、設楽さんが買われたんじゃ』と言われまして」と告白。
草彅さんは、そのフーディが目当てで朝からお店に並んでいたと言い、「タッチの差で買われていたんですよ！」と抗議。
「僕は、ブルーノ・マーズさんに買われたギターよりも、（設楽さんに買われたフーディの方が）悔しい。ブルーノマーズさんは海外にいるので文句の言いようがないんですけど、今日は設楽さんが近くにいるので（笑）」と語り、設楽さんは苦笑いしました。
中村雅俊 50年前の忘れられない思い出「鮮明に覚えています」
一方の中村さんは、“最大の自慢”と表現しつつ、世界的アーティストとのエピソードを披露しました。
それは、世界的な人気を博したイギリスのロックバンド・ビートルズのメンバーであるジョージ・ハリスンさんの自宅に訪問したというもの。
1970年にビートルズ解散後、ジョージさんは、自身のレーベル「ダーク・ホース・レコード」を立ち上げました。
中村さんは、「そこの所属アーティストと俺は仲が良くて。イギリスに行ったときに、彼らから『ボス（ジョージさん）に会いたい？』と聞かれ、次の日に（ジョージさんの）自宅に招待されたんです」と説明。
「大げさじゃなくて、自宅の広さが代々木公園くらいあったんですよ。自宅に着いて、しばらく待っていたら後ろからジョージ・ハリスンに声を掛けられまして。興奮しましたよ。2時間ぐらい雑談をして。僕はいかにビートルズが好きなのかを伝えていました」と回想しました。
そして、中村さんはジョージさんから貰ったというお土産の「ロングTシャツ」と、ビートルズの非売品「EPレコード」を紹介。
中村さんがTシャツを広げると、草彅さんは「ナイスヴィンテージじゃないですか！」と目を輝かせました。
中村さんは、「50年ほど前ですけど、このロンドンでの出来事は鮮明に覚えています。とても優しい人でした」と目を細めました。
草彅剛 トム・ハンクスからの金言を明かす「その言葉を胸に抱いて、演技をしています」
また、草彅さんは“スターと会った印象的な出来事”を聞かれると、トム・ハンクスさんに言われた金言を明かしました。
「トム・ハンクスさんは、僕と同じ7月9日が誕生日なんです。それで、『7月9日はキングが生まれるんだよ。ユーはキングだよ』と。その言葉を胸に抱いて、演技をしています」と語りました。
続けて、ロバート・デ・ニーロさんとはフジテレビ社屋の階段で出会ったそうで、「『（ロバートさんの主演映画）“タクシードライバー”よかったですよ！』と。後ろから肩を叩いて、グーサインしました」とニッコリ。
このエピソードにスタジオから、「キングだね」「出会った人の名前がすごい！」と驚きの声が上がりました。
