高畑充希さんが、初恋の思い出や、ライフステージと暮らしの変化について明かしました。
抜群の歌唱力と演技力で舞台に映画、ドラマと幅広く活躍し、話題の映画『国宝』にも出演している高畑さんが、映画『秒速5センチメートル』でヒロインを演じます。
本作は、新海誠さんの劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)を実写映画化したもの。 主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描く、“新海ワールドの原点”との呼び声も高い作品です。

高畑さんは、貴樹(松村北斗、青木柚、上田悠斗)と小学生のときに出会い、現在は東京・新宿の紀伊国屋書店に勤める書店員・篠原明里(しのはら・あかり)を演じます。
高畑さんにインタビューを行い、作品にちなみ子どもの頃の思い出や、現在のライフスタイル、デビュー20周年を迎えての心境などについて聞きました(前後編の後編)。
高畑充希 初恋は幼稚園「人生のなかで一番積極的だった(笑)」
――作品の内容にちなみ、高畑さんの初恋を教えてください。
初恋はたしか…幼稚園だったと思います。近所に住んでいた、サッカーがとても上手な男の子が大好きで、いっぱいアピールしていた記憶が(笑)。「好き!」ってずっと言っていて、でも私に全然なびいてくれなくて。その頃が、人生のなかで一番積極的だったかもしれません(笑)。
――その男の子とその後、進展は…?
まったくなかったです。まだ小さかったですし、お互いちょうど学区の分かれ目に住んでいたので、小学校が別々になってしまって。彼がその後どうしているかは分からないですが、元気だといいなと思います。

――30代になり結婚、妊娠とライフステージが変わるなかで、生き方や暮らしの変化は感じますか?
実感としてはまだあまりないですが、私は昔から作品に集中すると、ほかのことが疎(おろそ)かになるので(苦笑)、ちゃんと生活しなきゃとは思っています。今は「健康的なもの食べよう」と、より思うようになりましたが、実際はそんなに変わっていないかもしれません。
私はもともと料理大好きというタイプではないので、無理して毎日作ると、そのうち「もう嫌だ」と思ってしまう気がして。もちろん作れるときは作りますが、難しそうな日は「今日はどっか食べに行こう」と、臨機応変にしています。
ただ、今は夫婦2人なので自由にできますが、さすがに子どもが生まれたら変わるだろうなと、今から構えています(笑)。やっぱり家族には良いものを食べてほしいと思うでしょうし、未来の自分に期待していますが…私、本当にズボラなので、たぶん夫のほうが頑張ると思います(笑)。