沢口靖子さんが10月6日、取材会に出席。ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』の初回放送を直前に控えた心境を語りました。

月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)の活躍が描かれる刑事ドラマ。

女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩)が主人公のシーズン1(2010年)、シーズン2(2011年)、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹)が主人公のシーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)に続く、シーズン5です。

沢口靖子 安田顕が撮影初日に見せた“おちゃめ”な一面を明かす

沢口さんは、初回放送当日の心境を聞かれると「やっと皆さんにお届けできる日が来まして、ワクワクした気持ちと、皆さんからどういった感想をいただけるのかというドキドキした気持ちと両方あります」と、率直な思いを。続けて「自信を持ってお届けできる作品です」と力強く語ります。

また、共演者の印象を聞かれると「横山裕さんはとても落ち着いていて、ブレない演技をされる方。話しかけるととても気さくな方です」と言い、「(1話の)山内刑事と車内でしゃべるシーンが気に入っているのですが、そのシーンはとっても打ち解けています」とのこと。

「安田顕さんは、内閣官房副長官の役ということで、威厳のある重厚なお芝居をされています」と安田さんの芝居についてコメント。続けて「普段はおちゃめな方で、撮影初日に、回転(ターン)をしてスタジオに登場されて、みんなの笑いを誘っていました」と明かし、取材陣からも笑いが起こりました。

本作では、奈美らDICT(ディクト)のメンバーが情報犯罪と対峙する姿が描かれますが、沢口さんは撮影を通して「今、社会問題になっていますが、お小遣い稼ぎをしたいという軽い気持ちから犯罪に手を染め、家族を人質にされて抜け出せなくなってしまう恐ろしさを知りました」と、実状を知り驚いた様子。

実は自身も詐欺メールに引っかかりかけたことがあるそうで、「銀行を騙(かた)る詐欺メールが届いて。心配だったので事務所の方に相談をしたら『これはおかしい』ということで(引っかからなかった)。ヒヤッとした経験があります」と告白。

そういったこともあり、スマホの迷惑メール対策をし、PCにはセキュリティソフトを入れ、不審なメールや電話には「一切対応しません」ときっぱり。しっかりと情報犯罪の対策をしていると明かしました。

最後に、「今回私が演じる奈美は、人との距離を作らず、すぐに打ち解けていくような人なので、自然体で演じています。簡単な理由で情報犯罪の被害者にも加害者にもなってしまう恐ろしさをこのドラマを通して知っていただけたらと思います。どうぞ楽しみにしていてください」と見どころを語りました。

月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、10月6日21時より初回15分拡大で放送されます。