<草川拓弥 コメント>
――台本を読んだ印象は?
個人的にミステリーやサスペンスがすごく好きですし、見どころが満載で、夢中になって読み進めました。展開が予想外で、読んでいる間もドキドキハラハラしたので、映像として視聴者のみなさんに届けたときも、きっと同じように感じてもらえるのではないかと思います。ですので、撮影が始まるのがとても楽しみです。
――高村樹をどのように演じていきたいですか?
衣装合わせの際に監督からもお話をいただいたのですが、ただ寡黙でクールというだけではなく、抱えている過去や目的があってプログラムに参加しているという、樹自身の中で大切にしているものを丁寧に表現したいと考えています。
物語が進むにつれて、その思いや背景がしっかりと伝わればと思っています。また、人と接するときの空気感や温度感にも繊細なバランスが求められるので難しさも感じていますが、あまり作り込みすぎず、現場で監督と話し合いながら一緒に作っていけたらと思っています。
――座長として心がけたいこと、意気込みを教えてください。
すごく苦手な質問がきました(笑)。気づけば30歳で、キャストやスタッフの方も年下が多くなりました。そんななかで、若い子たちのはやりに疎(うと)くてついていけるか不安もありますが、みなさんと一つになって作品を届けたいので、たくさんコミュニケーションをとれたらなと思っています。
人見知りがゆえに怖いイメージを持たれがちですが、全然そんなことはなく、話かけてもらえたらうれしいです!座長として引っ張るところは引っ張っていきたいと思っていますが、どうなるかはお楽しみです(笑)。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
「どういう展開になるんだろう」というのめり込む感覚や、考察して「実はこうだったんだ!」と感じるゾクゾク感が、この作品の大きな魅力だと思いますし、話が進むにつれて、キャラクターの二面性や内面の深さもどんどん見えてきます。
見始めたら続きが気になって仕方がなくなる、そんな面白い作品になっています。ぜひ、一緒に映像という名のジェットコースターに乗りましょう!