反町隆史さん、大森南朋さん、津田健次郎さんが、それぞれの「中学生時代」を振り返りました。
古沢良太さん原作・脚本による最新作ドラマ『ラムネモンキー』でトリプル主演を務める反町さん、大森さん、津田さん。
本作は、中学生時代に映画研究部で熱い青春を過ごした同級生の吉井雄太(通称ユン/反町)、藤巻肇(通称チェン/大森)、菊原紀介(通称キンポー/津田)が51歳となり、ひさびさに再会。かつての顧問教師の謎の失踪事件を追いながら、もう一度青春の輝きを取り戻していくという物語。
“こんなはずじゃなかった”大人たちの再会と再生を描く「1988青春回収ヒューマンコメディ」での共演で意気投合する3人に、撮影現場での様子や「自分が中学生だった頃」を和気あいあいと振り返ってもらいました。
反町隆史 生まれ育った街にあったレンタルビデオ店「友&愛」を思い出す
――本作は1980年代が舞台ということで、劇中には懐かしいものが数々出てきます。印象的だったものはありますか?
反町:映画研究部の部室やレンタルビデオ店のセットがもう本当に懐かしいなって。僕は埼玉県の浦和に住んでいたのですが、駅前に「友&愛」というレンタルビデオのチェーン店があって…。
大森・津田:あった!懐かしい!
反町:VHSビデオが縦に並んでいる感じ。そのセットを懐かしい気持ちで見ていました。
大森:それぞれのあだ名の元になっている、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーの活躍を、僕らはドンピシャで見ていた世代。もう全てが懐かしいし、セリフをひとつとっても「なんでこんなに『マクロス』の話をする?」みたいなね(笑)。
津田:『ガンダム』も『マクロス』も出てきますし、懐かしいものだらけですね。逆に若い皆さんには新鮮に映るのではないかなと思いますが、劇中でも僕らがそういう話題で盛り上がっているのに、若い子が「シーン…」みたいな場面もあって。それがコメディの要素を生み出していてグッときますね。
『ラムネモンキー』の“モンキー”にも由来があって、それがちょっとエモいんですよ。…エモいとか使っちゃいましたけれど(笑)。
――お話している様子から楽しさが伝わってきますが、現場の雰囲気はいかがですか?
反町:3人の中では、実は僕が一番年下(52歳)なんです。お2人とも先輩なので。
大森・津田:反町くん、めちゃめちゃ先輩感あるじゃないですか(笑)。
反町:それぞれの役柄と雰囲気が近い部分もありながらも、同じではないところもすごく面白いというか。3人で現場にいると楽しいです。
大森:3人で会うのを楽しみに現場に行っているぐらい。これからこの3人の楽しいシーンがもっと増えていくし、それをいい感じで共有していけたらと思っています。
津田:本当に雰囲気がいいですよね。スタッフの皆さんもすごく和気あいあいとしていますし、若い方もめちゃくちゃ元気で。監督もすごくテンション高いから圧倒されちゃいます。
反町:いい雰囲気でやらせてもらっています。
反町隆史&大森南朋&津田健次郎は中学時代どんな少年だった…?
――3人の実際の中学生時代について聞かせてください。どんな少年でしたか?
反町:僕は浦和で育ってサッカーをやっていました。雄太は野球をしていたという設定ですが、志はよくわかります。僕も、一生懸命プロのサッカー選手を目指していました。あと、魚釣りも好きだったので、漁師にもなりたいなとか。そういう夢と冒険心みたいなものを強く持っていた子ども時代だったと思います。
大森:肇と同じというか、スポーツが得意かと言われればそうでもなく、勉強ができるかと言われればそうでもない。ただ、映画やドラマ、音楽がすごく好きだった…でも何をしていたんでしょうかね(笑)。野球部に所属していて、練習には参加はしていたんですけれど、練習後に走って帰って、『夕やけニャンニャン』(フジテレビ)を見るのが一番の楽しみだった少年でした。
津田:僕はテニス部に所属して、ちゃんと練習もして試合にも出ていましたが、そんなに燃えているわけでもなく。ドラマ同様に、僕自身も中学生の頃にちょうど映画にはまった時期だったこともあり、「世界とはなんぞや、我とはなんぞや」みたいなことをぐるぐる考えだして、“中二病”と言われるものにかかっていた感じでしたね。
――そうすると、3人とも中学時代から今に繋がっている部分が多いということでしょうか?
反町:僕はそう感じますね。ただ、今回演じるキャラクターにどこか似ているところがあるのは、おそらくいろいろとリサーチをして、リアルに見えるような書き方をしてくださっているのかなとは思います。
大森:中2の時に「50歳をイメージしていますか?」と聞いても、「は?」で終わる愚問だと思うんですよ(笑)。ここに来るまで、いろいろな分岐点みたいなものがあったと思いますし。でも、今回の作品については、びっくりするぐらい自分の記憶とリンクする部分もあるので、それを楽しんでいます。
津田:南朋くんが言ってくれたみたいに、中2から50歳は本当に遠すぎて(笑)。
大森:校長先生の年だもんね。
津田:そうですよね。中2の自分からすると今の自分は想像の外にありましたが、こっちサイドから振り返っていくと、中学時代に映画にはまったというのは、ひとつの人生の発火点ではあったのかなという気はします。
