後藤真希 13歳加入直後にモー娘。大ヒットで「はて？」社会現象のプレッシャーは「全くなかった」デビュー曲『LOVEマシーン』“衝撃だった”裏話も語る

『LOVEマシーン』でデビュー後、忙しさは感じていたものの、意外にも社会現象となっている実感はなかったという後藤さん。
最後に、2002年の卒業後に「この曲歌いたかったな」と思ったモーニング娘。の楽曲があるか伺うと、「リハで見た楽しそうなパフォーマンスが印象的だった」と“ある曲”を挙げてくれました。

お披露目ライブは“真っ白な空間”「とにかく緊張した」

――社会現象となっていることにプレッシャーはなかったということでしたが、初めてファンの方たちの前に立った時は緊張しなかったですか？

いや、緊張しましたね。
初めてステージに立ったのが横浜アリーナで、私をお披露目するというハロー！プロジェクト全体のライブでした。

その中にモーニング娘。のコーナーがあって、私は1曲だけ参加をしましたが、出る前からすごく緊張していましたし、ステージに出たは出たんですけど、なんだろう…帰ってきたら頭の中が真っ白でした。何を見ていたんだろうって思うくらい、真っ白な空間を体験しました。

――そういった真っ白になる経験というのは、グループに在籍している時、他でも経験されましたか？

そうですね、その時だけでした。もう何が起こっているのか分からないくらい一瞬の感覚で、とにかく緊張しまくっていましたね。

――2002年にグループを卒業されてから、「この曲歌いたかったな」と思ったモーニング娘。の楽曲はありますか？

例えば『AS FOR ONE DAY』とか『ここにいるぜぇ！』『シャボン玉』は、カッコいいなと思いますね。
グループを卒業したあとも夏と冬にハロー!プロジェクト全体のライブがあるので、モーニング娘。のみんなとはずっと一緒でリハから見ていたんですけど、『ここにいるぜぇ！』の楽しそうなパフォーマンスが印象的で、私もやりたかったなと思うことがありました。

――次のアルバムでカバーされてみるのは…？

そうですよね、確かに（笑）。
加入前のカバーはしているので、いま現役の子たちがやっていそうな曲とかをカバーしたら、また新鮮ですよね。

――楽しみにしています！

撮影：今井 裕治