1人暮らしを始めて自立しようと家を出る小川愛実(木村文乃)を、なんとしても阻止しようとする父・誠治(酒向芳)。
母・早苗(筒井真理子)は誠治を羽交い締めにし、愛実の手助けをする。
なんとか“脱走”に成功した愛実は、町田百々子(田中みな実)の家へとたどり着いた。
一方、ホストクラブ「THE JOKER」に警察の強制捜査が入ったことが報道される。百々子は警察沙汰になった以上、カヲル(ラウール)とは絶対に関わるなと愛実に忠告。
カヲルも警察で事情聴取を受ける。
最後に調書を渡され、間違いがないか確認するように言われるが、識字に問題を抱えるカヲルはそれを読むことができない。
その頃、学校では、愛実は教頭らにカヲルと会っていないかとくぎを刺されていた。
そんななか、「THE JOKER」のニュースを見た佐倉栄太(味方良介)は、愛実にカヲルが調書を読めずに不利益を被るかもしれないと話し、今まで隠していた本心を伝える。
話を聞き、学校を飛び出していく愛実。警察署に着くと、担当の刑事にカヲルの事情を話し、配慮してほしいと必死に訴える。
その様子を、カヲルの母・香坂奈央(りょう)が見ていた。今だけ助けても何も変わらない、同情は残酷だと奈央に言われてしまう愛実。
警察署を出た愛実は、「THE JOKER」の社長・松浦小治郎(沢村一樹)に声をかけられ…。