ニューヨークを拠点にグローバルな活躍を見せるアーティスト・松山智一さんの東京で初となる大規模個展「FIRST LAST」が2025年3月8日(土)から麻布台ヒルズ ギャラリーで開催。
その音声ナビゲーターを、女優の永野芽郁さんが務めることが決定しました!

『めざましmedia』は音声収録を終えた直後の永野さんに単独インタビュー。
普段からアートに触れることが大好きだという永野さんが、アートに対する意外な思いや、展覧会タイトル「FIRST LAST」にちなんだ“最初で最後”にしたいプライベートでの大失敗エピソードも語ってくれました!

永野芽郁「エネルギーがグワッ!と押し寄せて」

――――音声収録を終えましたが、いかがでしたか?

いつもと違った緊張感があり、終わって今すごくホっとしています。

初めてのオーディオナビゲーターを務めさせていただいたので、やっぱり自分のことや、自分の作品以外のところでナビゲーターとして参加するというのは普段なかなかないことなのでソワソワしていました。

――――松山さんの作品の中で、気になる作品はありますか?

気になる作品はいっぱいありますけど、展覧会のメインビジュアルにもなっている“Passage Immortalitas”という作品もそうですし、

松山智一《Passage Immortalitas》 2024 H267 x W470 cm Acrylic and mixed media on canvas

あとは全体的に暗いダークトーンの作品だけど、花がすごく鮮やかに描かれている“We Met Thru Match.com”という作品がありまして、それもすごく鮮やかでありながらも何かエネルギーがグワッ!と押し寄せてくるような作品なので、そちらも皆さんにぜひ会場で実際に見ていただきたいなと思います。

松山智一《We Met Thru Match.com》 2016 H254 x W610cm Acrylic and mixed media on canvas

自宅は色とりどり 開運カラーにも左右される?

松山智一《Keep Fishin' For Twilight》 2017 H213.5 x W457.5 cm Acrylic and mixed media on canvas

「本物を見たら吸い込まれてしまうんじゃないか!」と永野さんが語る松山さんの作品は、『色彩で叫ぶ!』とキャッチフレーズにもあるように、まばゆいばかりの色彩が最大の特徴の一つ。

――――永野さんの身の回りも色彩に富んだものが溢れていたりしますか?

そうかもしれないですね。結構自宅にはいろんな色があります。

ソファがとにかく色とりどりといいますか、いろんな色のソファが家にあるので、それをメインに周りはちょっとシンプルで抑えつつみたいな。そんな自宅ですね。

お部屋には色とりどりのソファが並ぶという永野さんに、“好きな色”について聞いてみるとこんな答えが…

特別好きな色というのがなくて…

1年ごとに開運カラーもありますし、直感的に選ぶ色だったり、その時々で好きだなと思う色が変わりますね。

――――意外と“開運カラー”に左右されるタイプということですか?

1月は左右されていますね(笑)。

1月はだいたい開運カラーを身につけようとかなとか思っているので。

一応今年の開運カラーは「グリーン」と聞いて、足のネイルはグリーンにしてます。

――――今日着ている服も「グリーン」ですね

確かに!!!

無意識に!今日仕事始めなので、たぶん無意識にグリーンになってますよ(笑)。

アートは断然見る派!「絵を描く力…本当にひどいんです!」

――――アートを見ることは好きですか?

好きと言っていいのか分からないですけど、やっぱりアートに触れていたいという思いはあるので、一人で旅に行ったりする時も必ず美術館だったり、展覧会みたいなものを探して必ず一回は行くようにしています。

その作品についてうまく言葉にすることは得意ではないのですが、自分なりに解釈して「こういう思いだったのかな?」とか、「この作品はどういう時に描いたのかな?」というのを自分なりに考えながら作品を見ること自体は好きですね。

それこそオーディオガイドみたいなものを借りて聴けるところは聴きますし、ないところでは本当にただひたすら自分なりに考えながら見て歩いて終わった後に「自分は何が一番好きだったかな」って考えるというのが美術館での楽しみ方です。

――――アートを見るのと、自分で創るのはどちらが好きですか?

全然見ることの方が好きです!

アートを生み出す力はないので…絵を描く力もないですし、本当にひどいんです!

(画力がないという意味では)アートになってるのかもしれないですけど、ひどすぎて!

断然「見てます!」っていう感じで、「見させてください!」っていう気持ちです。

画力については自信がないという永野さんですが、ということは美術の成績は…?

(美術は)得意ではなかったです。

好きではいましたけど、でも好きなことと得意なことって違うじゃないですか。

好きだったけど美術は「2」でしたね…。5段階中「2」。

あれ?真ん中でもないじゃん…っていうくらいの感じでした。

意外な一面を明かしてくれた永野さん。
さらに去年2024年のプライベートでの、やらかしエピソードも話してくれました。