ミュージアムに着いた猫田が建物の裏手に回ると、辻がいた。落としたコンタクトを探していると言う辻を手伝おうとした猫田の身体に衝撃が走る。辻が猫田の腹にナイフを突き立てたのだ。

辻は自分が十斗で玄斗の息子だと話す。身体に力が入らない猫田を残して立ち去った辻は、少女のメイクを施し、スーツケースを押して戻って来た。

すると、猫田は力を振り絞って辻と自分の腕に手錠を固定。辻が怒っているところに、風呂光が駆けつけた。

猫田(松本若菜)と助けようとするが何者かに襲われる風呂光(伊藤沙莉)

しかし、恐怖で体が動かない。その時、風呂光は猫田から言われた“お客様体質”の真意を思い出す。それは、お客様ではなくチームの一員として動けというものだった。

風呂光は備前島に電話をかけるが、何者かに口を塞がれ、眠らされてしまう。

それは我路だった。我路は猫田の手首を切断しようとしていた辻の手を掴み、「お前が、ジュートなのか」と対峙。

そんなことが起きていることをまったく知らない整は、大阪の美術展を楽しんで帰路につこうとしていた。