7月8日、木曜劇場『愛の、がっこう。』の制作発表会見が行われ、木村文乃さん、ラウールさん(Snow Man)、田中みな実さん、中島歩さん、沢村一樹さんが登壇し、ドラマの見どころを語りました。

本作は、まじめすぎる高校教師・小川愛実(おがわ・まなみ/木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹(ひ)かれ合うラブストーリー。

木村文乃×Snow Man・ラウール!すれ違うことすらないはずの男女が織り成す、禁断なのに純愛な“愛”の物語『愛の、がっこう。』

ホストのカヲルと惹かれ合っていく教師・愛実を演じる木村さんは、本作のオファーを受けた際に、脚本家を手がけるのがドラマ『白い巨塔』『昼顔』などで知られる井上由美子さんのオリジナル作品だったため快諾したと明かし、「役を演じるというよりは1人の人生を生きる、本音と建前が表裏一体のセリフが多い」と本作の印象をコメント。

木村文乃「形容のしがたいざわざわ感」ラウール「じっくり待ってもらえたら」

木村さんは続けて、「何とも形容のしがたい“ざわざわ感”があって、気持ちが前のめりになりました」といい、「今もざわざわしています。結末をまだ知らないので楽しみ」と語ると、ラウールさんらもうなづきます。

ラウールさんも、木村さんが感じる“ざわざわ感”について、「感じましたね」と共感し、「気持ちいい瞬間はなかなかこないので、じっくり待ってもらえたら。もしかしたら1回も来ないかもしれませんが、それを待つ夏かなと」と、物語の展開を絡めてお茶目に語りました。

木村文乃

そんな“ざわざわ感”のある物語について、愛実と婚約中の大手銀行員でハイスペック男子の川原洋二を演じる中島さんは「倫理観を揺さぶられるような人ばかり出ている。みなさんの感想が楽しみ」と期待をにじませます。

愛実の親友で、テレビ局の報道番組デスクを務める町田百々子を演じる田中さんも「自分が思う正義感が正しいのか考えさせられる作品」だと、作品の魅力をアピールしました。

左から)木村文乃、ラウール

撮影中のエピソードを聞かれた木村さんは「ラウールさんってすっぴんがかわいい。21歳のかわいい男の子がそこにいた」と、ホスト役とのギャップを熱弁。するとラウールさんも木村さんについて「会えば会うほどかわいく見えてくる」と返すと、すかさず木村さんから「ペットみたいな感じ?」とツッコミが。

木村さんと田中さんの視線を浴びながらラウールさんは「大人なんだけどかわいらしいなって。説明が難しいけれどかわいらしい。愛実さんに見えてくる」と、照れながら説明しました。

左から)中島歩、田中みな実、木村文乃

また、撮影現場では田中さんが、体調がすぐれない木村さんにビタミン剤の置き土産を用意したり、睡眠不足で肌荒れをしたラウールさんにクレンジングをプレゼントしたりと、“美容番長”として大活躍だったそう。

田中さんは「困っている人を見るとほっとけない」と、体調のすぐれなかった木村さんへの気遣いについて明かすと、中島さんは独特のゆったりとした間で「そうですね~」とひと言。

左から)中島歩、木村文乃、田中みな実

終始、独特な間で笑いを挟んでくる中島さんに対して、田中さんが「ポンポンいきたいんですよ、まだ沢村さんが話してない」と、カヲルが務めるホストクラブ「THE JOKER」の社長・松浦小治郎を演じる沢村さんが話をしていないことに触れて笑いを誘う場面も。

終始和やかな笑いで包まれた会見の最後に木村さんは、「愛に向かっていくための方法を提示する作品になると思います。木曜の遅い時間にはなりますが、『あと1日がんばろう』と次の日の活力になれたら」と視聴者に呼びかけました。

ドラマ『愛の、がっこう。』ポスタービジュアル

<ドラマの基本情報は、番組ホームページをチェック!>
<予告動画などは、TVerFODで配信中!>