そんなある日、雨が庭の植物に水やりをしていると、買い物から帰って来た祖母・雪乃(余貴美子)が荷物を落としてしまい、つらそうに腰をさすっている。

その姿を気にする雨の近くにいた“あの世からの案内人”日下(斎藤工)は、五感を失って介護が必要になったときにどうするのか、今のうちに考えておいたほうが良い、と告げ…。

その夜、雨を訪ねて春陽がやってくる。

高校の卒業式の後、雨は太陽に手紙を渡して自分の思いを伝えようと決意し、彼の家を訪ねた。太陽は外出中だったが、応対した春陽は、「おにいの夢、邪魔しないでください」と言ったのだ。

そのときのことを後悔しており、太陽と雨が上手くいかなくなったのは自分のせいだと思っていた春陽は、兄とのことをもう一度考えてほしいと雨に頼み込む。

帰宅した春陽は、太陽にハウステンボスのペアチケットを渡し、雨に会いに行ったことを打ち明けた。春陽の優しさを受け取る太陽。

一方、もう1人の案内人・千秋(松本若菜)も、雨がもう一度太陽とのことを考え直そうとしていると思い、喜んでいた。だが雨は、気持ちは変わらない、と千秋に告げる。諦めさせるために会う、と。

「私にできることは、太陽くんの人生の邪魔をしない。それだけです。だから、土曜日は卒業式です。太陽くんからの」。雨はそう言って微笑んだ。