<谷村美月 コメント>

お芝居において“セリフで説明する”ことが一番難しいと思いますが、今回は私のセリフをきっかけに物語が動く、すごく大切な役どころを演じました。セリフの部分は少し悩みましたし、一緒にシーンを撮らせていただいた大谷亮平さんとも「大変だよね」と話していました。

ドラマチックに演じるより、クールにさっぱりと演じる方が得意な私にとって、ドラマ的な味つけをしてくださる大谷さんには、すごく助けていただきました。私は大谷さんに乗っかるだけでいい、悩まなくていい空気感にしてくださいました。

最初に台本をいただいたときから、すごく楽しんで読み進めましたし、頭の中でドラマとして想像したときに、すごく見ごたえのある作品になりそうだな、と思いました。ただ、どうやって映像化するんだろう、と感じるシーンがたくさんあるので、放送がすごく楽しみです。

コンプライアンスや規制が厳しいなかで、なかなか思いきった作品になっていますし、だからこそ私もひかれたので、視聴者のみなさんと一緒に最後まで楽しめたらいいなと思います。