人懐っこい性格のハシビロコウ「しずか」。羽毛に覆われたショットから、少しくぼんだ位置に耳がありそうと筆者は予想しましたが、正解は果たして!? 耳の穴の大きさにも注目です。

ハシビロコウの耳の位置の正解を発表!

飼育担当者が印した耳の位置 提供:千葉市動物公園

飼育担当者によるマークがされた、引きで撮影された横顔のショットを確認すると、目元から横に少し伸ばした位置にあるようです!くぼんだ箇所は関係がなかったようで、筆者の予想とは全く違う位置でした…。

飼育担当者が印した耳の位置 提供:千葉市動物公園

同じく真横から撮影されたショットを確認すると、目元にかなり近い位置にあることが分かります。

飼育担当者が印した耳の位置 提供:千葉市動物公園

正面から見ると、目の位置と同じぐらいの高さにあるように見えますが、マークされていても耳らしいものはやはり見当たらないですね。

「衝撃を受けた」耳の穴は意外にも大きい!?お手入れは…?

それでは好奇心が上がったところで、今回撮影された「しずか」の耳の穴を見ていきましょう。

提供:千葉市動物公園

手袋をつけた飼育担当者が、2本指で羽毛をかきわけた位置を見ると、「しずか」の目と同じぐらいのサイズの穴があり、意外にも大きいことが分かります。飼育担当者によると「穴の大きさは100円玉くらい」なんだとか。人間のような耳たぶもないようで、知らないで見ると耳とは気づかなそうです。

提供:千葉市動物公園

耳の穴をアップで撮影したものでは、穴の中に薄ピンク色の皮膚があることが分かります。耳垢のようなゴミはないようにも思えます。

提供:千葉市動物公園

「担当になって2ヶ月弱ですが初めて見ることが出来ました」と、飼育担当者による日頃の健康チェックで撮影することができた今回のショット。改めてきっかけを聞くと、「親和的だったためこのように見せてくれました」と明かしています。

普段の耳は羽毛で覆われていて、かき分けないと見ることができないようですが、「特にお手入れは必要ではありません」とのこと。耳の穴が大きいからといって聴力に優れているわけではないそうで、「他の鳥と一緒です」と説明しています。

提供:千葉市動物公園

SNSからは「あるのは当然のはずなのに何故か衝撃を受けた!」「めったに見られない!」「ちょっとドキドキしちゃいました」「こんなにハッキリした耳の穴あるんだー」「貴重な耳の写真をありがとうございます」「結構おっきいですね」など反響を呼んでいます。