堂本さんは「羽田でやるということは、芳雄くんがどこか地方へ行くのかと思った」そうで、「じゃあ、まず自分の生い立ちから説明を」とジョーク交じりで話すと、井上さんが「長い!ちょっと僕、出しがあるので」と漫才のような息の合ったかけ合いで場内を沸かせました。

満足そうな表情を浮かべた堂本さんは「(演出の)ジョンを筆頭に、このメンバーでまた『ナイツ・テイル』ができることを嬉しく思います。やればやるほどいろいろな発見がある作品で、この環境にまた入れることを楽しみにしております」と挨拶。

堂本光一

井上さんは「本編を最後にやったときに衣装やセットを破棄してしまうという話で、もうやることはないのかなと一度お別れした気持ちでいたのですが、ARENA LIVEとして形を変えて再会できるのは本当に幸せなこと」と喜びをにじませました。

井上芳雄

音月さんは「こうして光一さんと芳雄さんの夫婦漫才のような雰囲気を序盤から見ることができてとても幸せ。初演のときにジョンや麻緒子さんが家族のようなカンパニーをつくり上げてくださり、皆の絆が深まった中でまた新しい作品を生み出せる気がしています」と笑顔でコメント。

音月桂

上白石萌音 井上芳雄と「恋人役に見えるよう頑張って大人に」

上白石さんは「7年前の初演で、私は成人したばかりで右も左もわからないところから偉大な先輩方の背中を追って、なんとか1公演ずつ重ねてまいりました」と振り返り、「初演のときは芳雄さんと親子のようだと言われておりましたが、今回はちゃんと恋人に見えるように頑張って大人になりたい」と意欲をのぞかせました。

上白石萌音

島田さんは「ジョンとは約40年前に『レ・ミゼラブル』の初演でご一緒させていただき、この『ナイツ・テイル』が3作目。1からオリジナルを作っていく現場が毎日新鮮で、そんな時間を共有させていただいたことが宝物でした。今回もどんなジョンマジックが起きるのか楽しみ」とニッコリ。

島田歌穂

新加入の宮川さんは、「本番も出ていませんし、コンサートバージョンにも出ていません。今は台本を一生懸命呼んで、映像をいっぱい見て、勉強中です。皆さんを頼ります」と緊張気味に挨拶。

宮川浩

大澄さんは「自分事ですが、巳年の年男で“赤いちゃんちゃんこ”なんです」と還暦を迎えたことを報告し、「厄年は悪い意味に考えがちですが、芸能の世界ではいい役やいい作品に出合える年でもあると言われているので、ワクワクしております」と期待を寄せました。

大澄賢也

今回のARENA LIVEの上演時間は、休憩なしの約2時間半を予定していることがジョンさんから明かされると、井上さんから「お風呂に入らなくて大丈夫?」と、主演ミュージカル『SHOCK』シリーズの昼夜公演のある日は1日5回入浴していた堂本さんを心配する声が。