服部樹咲さんが、堤幸彦監督の作品に参加した喜びや、憧れの俳優について語りました。
幼少期からクラシックバレエに打ち込み、映画『ミッドナイトスワン』(2020年)で俳優として鮮烈なデビューを飾った服部さん。初挑戦とは思えない演技で数々の賞を受賞し、以降、映画やドラマを中心に活躍しています。
そんな服部さんが、現在FODで配信、そして地上波で放送中のドラマ『ゲート・オン・ザ・ホライズン〜GOTH〜』(以下、『GOTH』)に出演しています。
本作は、沖縄の高校生たちの抗争や友情、成長を描いた“青春バカ×ミステリー×アクション=チャンプルードラマ”。企画はSKY-HIさん、監督・原案は堤幸彦さんで、SKY-HIさんが代表を務めるBMSG所属のRUIさん、TAIKIさん、KANONさんがドラマ初出演にして初主演を飾り、同じくBMSG所属のedhiii boiさんも出演。
服部さんは、沖縄の繁華街・コザの高校に通うタク(RUI)、ミック(TAIKI)、ヨウジ(KANON)が出会うメンヘラ少女・アオイを演じています。
めざましmediaは服部さんにインタビュー。本作に出演しての感想や、堤監督の演出を受けて感じたこと、「セリフを全部言える」ほどハマっているという作品などについて聞きました。
リハーサルでの出来事に「ビックリしました(笑)」
――『GOTH』はどんな作品だと感じていますか?
コザならではの町並みや人々のあたたかさが感じられつつ、私が演じるアオイもですが個性が強めのキャラクターがどんどん登場して、カオスな雰囲気もあり、とても素敵な作品だと思います。

――アオイは家庭環境のトラウマから居場所を求め、東京から那覇へ。そして、失踪した友人を探すためにコザへ来ました。演じた感想を聞かせてください。
アオイについては、初めは「ゴスロリ衣装を着て、友人を探しに来ている」という情報しかありませんでした。
でも、リハーサルのときに堤監督によって「すぐ言葉を言い間違える、ちょっと抜けているキャラクター」という要素が追加されて、その性格を表すようなセリフがどんどん足されていって。「そういう役なんだ!?」とビックリしました(笑)。ちょっと抜けているところもあるからこそ、より愛されるキャラクターになったのではないかなと思います。

――ゴスロリ衣装も似合っています。
そうですか!?一度も着たことがなかったので、すごくソワソワしました。すっぴんであの衣装を着ると違和感があるのですが、頭にヘッドドレスを着けて、カラコンとつけまつげでしっかりメイクしていただいたら、だんだん馴染んでいきました。
アオイはゴスロリのドレス以外に、ジャージを着ていることも多いです。ピンクや黒色のジャージの上下にリボンを合わせたりして、とてもかわいいです。