並川なつめ(伊原六花)が“ヤマっち”とホテルで会う約束をした土曜日の夜、並川幹太(伊野尾慧)の嫌な予感は的中し、なつめはミックスの時間になっても帰ってこなかった。

幹太は相手が誰なのかわからないまま、あせりを募らせる。

その頃、なつめは実家で母・平田楓(南野陽子)が丹精込めて作った手料理を堪能していた。

一方で、くしくも幹太から不倫を疑われたことが引き金となり、なつめは3年間の結婚生活のなかで、自分が幹太に抱いた違和感=「夫婦に関する考え方のズレ」から目をそらしてきたことに気づき、この先の夫婦のあり方について思い悩む。

すると、そんな複雑な心境のなつめを心配したゲームバーの店長・丸山耕介(野村康太)が、恋心を抑えきれなくなり暴走してしまう。

幹太の世界では、いても立ってもいられない幹太がゲームバーを訪れ、丸山になつめとの関係を問いただそうとしていた。

そこへ辻莉子(齊藤なぎさ)がやって来て、丸山いわく「なっちゃん(なつめ)が昔からお気に入りだった」というカクテルを注文。

「昔から」という言葉が引っかかった幹太が思わず、なつめとはいつから知り合いなのかと詰め寄ると、丸山の口からは思いもよらなかった言葉が飛び出す。

そんななか、幹太の事故死について独自に捜査を進めていた、なつめの伯父で刑事の平田実(野添義弘)が、死の真相に近づくあるものを見つけて…。