ほどなく、野上が動画の生配信をしながら一平の家にやって来る。
一平と対峙した野上は、当時の一平からの叱責が問題だったのではなく、事件や事故などの被害者や遺族へのコメントを無理やり取らされることがつらかったこと、そのつらさの理由を話した。
そして、一平とのことを早々に暴露することもできたものの、暴露しなかったのは、叩くことでこれまで一平と関わってきた、何も悪くない人たちが叩かれることを知ってしまったからだという。
“パワハラ”の真相は…一平(香取慎吾)と野上(ヘイテツ)のそれぞれの思い
さらに野上は、被害者や遺族を叩くような風潮にも言及し、それならばもっと被害者や遺族の気持ちに寄り添い、大切に話を聞いて、「自分たちは忘れていない」という報道ができれば良かった、と続けた。
野上の思いを受け止めた一平は、それでも遺族のコメントは必要だと思うとし、野上がやりたくないことから逃げてると思っていたと正直に話す。
また、「逃げてもいい」に社会が追いついていない、今の社会には選択肢が足りないと、自身の考えを明かした。
被害者や遺族からコメントを取りに行くのがつらいなら、他に何をすればいいのか話し合って、選択肢をつくるのが上司としての自分の役割だったと反省する一平。
その言葉に、野上も「もっと話をすればよかった」と返した。
その直後、野上に頭を下げていた一平が、突然自分のスマートフォンを取り出し、隠し撮りされた長谷川のパワハラ動画や、再開発に応じなかった地権者を追い出す指示をする様子を収めた動画を次々と流し始め…。