ドラマ『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』にW主演する伊野尾慧さんと伊原六花さんが、初共演の印象を語りました。

4月1日にスタートする火ドラ★イレブン『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』は、事故で死別したはずの夫婦が、「夫が事故で亡くなった世界」と「妻が事故で亡くなった世界」という2つの世界を舞台に、「1日3分、部屋の中でだけ再会できる」という“制約だらけ”の奇跡に振り回されながらも、お互いの死の真相と不倫の真相を追う夫婦再生ラブ&ミステリーです。

並川幹太(伊野尾)となつめ(伊原)は、同じCM制作会社で働く仲良し夫婦。結婚して3年が経ち、幹太の行き過ぎた溺愛に対して、なつめは不満を抱くように。

そんなある日、幹太がなつめの“不倫の証拠”を発見。迷いながらも問い詰めようとしたところ、なつめは事故で帰らぬ人に。ところがその後、なつめが部屋に突然現れ、幹太を見ると「なんで幹太が生きてるの!?」と驚いて…。

不思議な運命に翻ろうされる夫婦を演じる伊野尾さんと伊原さんにインタビュー。初共演となるお互いの印象や夫婦役を演じる思いを聞きました。

伊野尾慧は実際に会うと暗い!?伊原六花が感じた印象は…?

――台本を読んだときの印象を聞かせてください。

伊野尾:サスペンス、コメディ、ラブ、いろんな要素が入り組んでいる感じが面白いと思いましたし、どんどん読み進められました。演じるうえでは、監督やプロデューサーと相談しながら、それぞれの要素をバランスよく見せられたらと思っています。

伊原:今回はオリジナル作品ということで、初めて台本を読んだときは、まだ私たちしか知らない物語がこんなに面白くて、それに参加できることがとてもうれしかったです。台本が面白いからこそ、演じる側として頑張らないといけないという良いプレッシャーももらえました。

伊野尾さんのおっしゃる通り、いろんな要素が盛りだくさんなので、私たちが整理して、見てくださる方にスピード感のある展開を楽しんでもらいたいです。あと、幹太となつめの会話のかけ合いがすごく夫婦らしくて好きだなと感じる瞬間が多いので、そこも大切に演じたいです。

――お2人は初共演ですが、会う前のイメージと、実際に会ってからの印象を聞かせてください。

伊野尾:道枝(駿佑)くんとドラマに出ていたよね?

伊原:はい。『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)ですね。

伊野尾:それを見ていて、お芝居をしている姿も素敵だなと思っていました。今回、夫婦役でご一緒するのは驚いたし、実際に会ってみると明るくてやさしい方だなと。

よく話しかけてくれるし、取材の現場で終わったあと席を立つとき、イスを机の下に戻していたり、細かいところにも気を遣っていて。

伊原:ありがとうございます!私は、学生のときから伊野尾さんがグループでキラキラしている姿を拝見していたので、「ハッピー!みんな友だち、イェーイ!」って感じの方なのかと思っていたんですけど(笑)、お会いすると意外に…。

伊野尾:実際会ってみたら暗いなーみたいな(笑)。

伊原:そうじゃないんですけど、伊野尾さんのプライベートのイメージが私にはまったくなくて。このドラマが動き出してからも、時間がなくて2人でお話しする機会があまりなかったんです。お会いして3回目ぐらいで、伊野尾さんが少しずつわかってきました(笑)。

伊野尾:俺ってどんな感じ?なんでも言って大丈夫だよ。

伊原:人見知りだけど、しゃべってくださいますよね。人見知りの方って、話しかけても会話が続かなかったりするんですけど、伊野尾さんはそんなことなくて。

伊野尾:よかった(笑)。