倒れた天堂亘(鹿賀丈史)が残した委任状により、「服天」の会長職を兼任することになった東雲香織(筒井真理子)。


手始めに亘を解任し、亘の病状を隠していたことで天堂昴(永瀬廉)と仲たがいした草壁友也(西畑大吾)を自らの秘書に任命する。

突然反旗をひるがえした香織の決定に納得がいかない成田理人(小関裕太)は、すぐさま委任状の信ぴょう性を確かめるべく動き出し、花倉まどか(山下美月)は病院にいる昴のもとへ。

話を聞いた昴は、思いもよらない事態にがく然とするが、翌日、いつも通り出社すると、いまだ目を覚まさない亘のためにも、子ども服部門を軌道にのせようと奮起。

成田もそれに続きメンバーを鼓舞するが、そこへ香織の命を受けた友也がやって来て、非情な宣告をする。

それは、もはや昴が知っている心優しい友也の姿ではなく、昴は、別人のようになった親友の言葉に激しいショックを受ける。

だが、その裏には、友也のある大きな決断があって…。 

そんななか、亘の容態が急変し、病院に駆けつけた昴は、大好きな祖父が余命わずかなことを聞かされる。

亘も友也も自分のもとからいなくなったら、どうやって生きていけばいいのか――。不安が募り、自暴自棄になった昴は、迎えにきたまどかに思わず「服天、やめようかな」と告げて…。