＜水間ロン コメント＞

――台本を読んだ印象は？

MRI映像と現実パートの読み分けが非常に大変でしたが、毎話とても感動しました。すごく残酷な話なのに、最後はいつの間にか泣きそうになっていました。

――「帽子の男」を演じるにあたって意識したことを教えてください。

とにかくピュアであることを意識しました。彼は不器用で周囲ともなじめませんが、彼がとったいろいろな行動はすべて、彼が純粋すぎるがゆえのことだと思い、挑みました。

――共演した中島裕翔さんの印象を教えてください。

とても誠実で気どらず、現場のすべての人と気さくに笑い合っている印象です。あとはやはり、かっこよかったので、体型維持やお肌のケアの方法をいろいろと聞いてしまいました。

――列車内でナイフを落とすアクションシーンがありましたが、中島さんとどのようにシーンを作りあげましたか？

アクション部の方たちや監督も含め、いろんなパターンを出し合いながら、一番シンプルで現実的な方法を選んだと思います。

タイミングやナイフの落ち方が難しかったと思いますが、中島さんは簡単なことのようにやるので、安心して身を委ねていました。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

1つの事件が誰の目線で見るかによって見え方が変わってくる面白さがあります。最初にもお話しましたが、残酷な事件の裏側にとてもせつない物語が隠されていて、それはとても新感覚で、今の時代にも必要ないろんな物事の見方も変わるのではないかと思います。

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