剛力彩芽さんが、『ザ・ノンフィクション「ボクと古着と下北沢〜夢と現実のヴィンテージ〜前編」』(2月16日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。

古着ブームに沸く下北沢に、「この町で一旗揚げよう」と“ゴールドラッシュ”のように集う若者たち。古着を売って一攫千金はかなうのか…夢を追う彼らを見つめます。

ナレーション収録後、剛力さんにインタビュー。映像を見た感想、古着の売り方も生き方もバラバラな3組の若者たちへの印象を聞きました。

古着を売って一攫千金…夢を追う若者たちの奮闘

古着ブームに沸く東京・下北沢。今、この町には「古着」を売ることで「夢」を追う若者たちが集っています。

まるで“ゴールドラッシュ”さながらで下北沢の古着店は5年で倍増。今や200軒がひしめき合い、古着をめぐって激しい生き残り競争が繰り広げられています。

「下北沢で古着店をやるのは子どもの頃からの夢だった」と語るのは、雑居ビルの3階で店を経営する北海道出身の宝さん(34)。

誰よりも古着愛が強く、店にはこだわりのヴィンテージTシャツを揃えますが、通帳残高はわずか9万円。「経営はギリギリ。毎日が勝負」と質素な暮らしを続けながら店を維持しています。

そんな宝さんと一緒に夢を追う“相棒”が沖縄出身の登生(とうい)さん(27)。宝さんが経営する、もう一つの小さな店を任されています。結婚して家庭を持つ彼は「大好きな古着で成功したい」と語りますが、売り上げが伸びず、月の収入は10万円ほど。

宝さんと登生さん

宮城県出身のあいりさんは二十歳の女子大学生。夢は「経営者になり、金持ちになること」。古着店は、そのための資金を稼ぐ手段だと言い切ります。

あいりさん

下北沢の若手経営者の中で今、もっとも勢いがあるのが埼玉県出身のヨウさん(23)。古着の世界で身を立てるため、大学を中退してこの世界に飛び込びました。

下北沢と高円寺に店を構え、高額な商品も次々と売っていき…。

「古着」に自らの夢を追い求め、人生を掛けた大勝負に出る若者たち。下北沢の町で心揺れる彼らの奮闘を見つめます。