“最低男”一平（香取慎吾）が正助（志尊淳）らと同居開始！家事と子育ての大変さに直面＜『日本一の最低男』第1話完全版＞

一平には陽菜（向里祐香）という妹がいた。だが、報道マンとして多忙を極めていた一平とは疎遠で、父親の世話などはすべて陽菜が背負っていた。

やがて陽菜は結婚し、長女・ひまり（増田梨沙）を授かったが離婚。その後、正助と出会って再婚した陽菜は、長男・朝陽（千葉惣二朗）を産んで、家族4人幸せな生活を送るも、病に冒され、闘病の末にこの世を去った。

仕事と育児を1人で背負う生活に大きな不安を抱いていた正助は、「育児をサポートしたい」という一平の申し出に心から感謝。一平は、そんな正助に「自分に任せてくれれば大丈夫だから」と返しつつ、「このホームドラマを完ぺきに演じてみせる」と意気込む。

しかし、朝陽は一平に懐いていたものの、ひまりは陽菜の葬儀で会った際一平の印象か悪かったらしく、何かと反発していた。

正助らを迎えた翌日、一平は保育園まで朝陽のお迎えへ。朝陽はお遊戯会のダンス練習をしていたが、彼だけが周りの子どもたちについていけていなかった。

朝陽はそれを気にして落ち込んでいたが、心配をかけたくないから正助には言わないでほしいという。一平は、そんな朝陽に、「俺ができる子にしてやるから」と告げる。

その夜、「努力は裏切らない」と言ってダンス練習を開始した一平だったが、夢中になるあまり料理を焦がしてしまう。

そこで一平が頼ったのは、中学高校の後輩で、イタリアンカフェを経営する今永都（冨永愛）。事情を知った都は、ひまりたちのために食事を用意した。