<コラム>『嘘解きレトリック』第10話
えぇ話、過ぎるぅううぅぅーーーーーうぅぅううぅぅーーー!!!!(感涙)
もう、今回の、第10話、あまりにも、あまりにも言いたいことがありすぎるんだけど、とりあえず、まず、さっそく言いたいのは、10月クールのドラマ後半戦が12月に差しかかる月9は、こうでなくっちゃ、な!な!?な!!(何が)
…って、え?何がって、おい!何が!?って、こんなに“クリスマス”を忘れない、大切にする、いや、こんなにも“クリスマス”が絵になるドラマ枠ある?ありますか!?って話ですよ(そこ?)。
だってだって、昨年、2023年の『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』は、これこそまさに、クリスマスイブのたった一日の狂騒曲を描いたお話だったわけだけど、まさかまさか、この昭和初期が舞台のクラシックミステリーの月9『噓解きレトリック』で、“クリスマス”が描かれるなんて、誰が、誰が想像しました?
これはもう、月9史上、最も古いクリスマスのお話ってことでいいですよね!?ね?!(誰に)
で、その、昭和初期の“クリスマス”ってのは、現代の僕らはきっと誰も見たことがないはずで、当時英語が普及してるわけでもなければケーキだってない、昭和初期の“クリスマス”ってのは、絶対現代のそれとは違和感がある!?だったはずなのに、まさか九十九町の“クリスマス”が、こんなにもロマンティックに演出されるだなんて。とんでもない親和性。
配信では味わえない季節感…これぞ、連続ドラマを見る醍醐味!
映像も美しいし、アットホームクリスマスでもありながら、恋人たちのクリスマスでもある!うん、これぞ月9 “クリスマス”!!
とはいえ、普通の月9×クリスマスなら、当たり前なんだけれど、この世界観で描かれる“クリスマス”だからこそ新鮮さがある。で、で、こないだまで、あったかかったもんだから、12月つっても体感としてはちっとも実感がわかなかった12月の、クリスマスのこの高揚感が、何気なくテレビに映る、なんとなしに見るドラマによって体感できる…という、配信では味わえない季節感…これぞ、これこそが、連続ドラマを見る、醍醐味!