<試写室>『バントマン』第8話

僕、マーベル系の映画をちっとも見たことがなかったのに、『アベンジャーズ』の最終シリーズだけ(『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』)映画館で観たことがあったんですよ(急にどうした?)。

で、スパイダーマンくらいならなんとなく何する系かはわかるから(手から糸出す系?程度)、そのパートは安心して見ることができて(何が)、アイアンマンは演じてる俳優を知ってる程度。ハルクは見た目で判別。キャプテン・アメリカはなんかヒーローっぽい感じ。ホークアイは弓持ってるから想像に容易(たやす)い。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のパートだけなんか世界観違くない?

だけど、そんななか、『ドクター・ストレンジ』は初めて観たけど、なんかすげー!なんか、時空操る系?なのね??なんか、すげー!映像のすごさも相まって、なんか、とてつもなくすげー!

僕、この映画で、初めて、ドクター・ストレンジを知ったけど、僕、ドクター・ストレンジが一番好き!俺、ドクター・ストレンジ推し。とはいえ、全員なんかすげー!っていうかマーベルすげー!ハリウッドすげー!金のかけ方半端ねー!とにかく、すげー!よくはわかんないし、話もついていけないし、なんで戦ってるのかもわかんないけど(おい!)すげー!なんや、わけわからんはずなのに、すげー!!!って、なったわけです。

で、そんな、同じような体験をしたのが、今クールのダークホース的ドラマ(?)『全領域異常解決室』(フジテレビ)ですね(あと少しこの話、続きます)。

最初は、なんか、よくある普通の、ちょっと変わった、特殊部署系の刑事ドラマ?なのかと思いきや、中盤以降、急に“神”が出てきて、っていうか登場人物ほとんど、“神”で、オキタマノカミだの、サルダビコノカミだの、アメノウズメノミコトだの、トヨタマビメノミコトだの、なんだのかんだの、日本書紀的な、日本神話系に造詣のある視聴者の方は、はいはい、それそれ!そことそこね!スサノオきたーー!アマテラスは誰ーーー!?とかなんとか、大盛り上がり?なわけなんだけど、僕、“神”、ちっとも知らないんですよ。

だから、神系詳しい会社の人に「このドラマは、太宰府天満宮が学業の神とか、そういうことですか?」って聞いたら「太宰府は神じゃなくて実在の人ね」って言われたくらい、何も“神”をわかってない。

うん、だけど、これも『アベンジャーズ』と同様、なんかすげー!よくはわかんないけど、すげー!スケールでかくてすげー!誰が誰だか、何が何だか、役名も、能力も、何やってんのか、何と戦ってんのか、よくわかんないけど(さすがに、誰と戦ってるか?は、なんとなくはわかる)、スケールでけー!すげー!っていう、そういう体験をしたわけです。

はい。っというわけでようやく『バントマン』の第8話です。

ここまで長々説明しましたが、今回の、第8話、そういう話なのです(なわけない!)。うん、マジで、そういう話、なのです(マジで、そんなわけがない!!)

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