猛暑のなか、東京・府中市にある迷子になったペットを探す「ペットヘルプ」には、猫の捜索依頼が入りました。
――迷子になったのは7月16日?
依頼した飼い主:
火曜日です。
――朝に玄関を開けたら飛び出した?
依頼した飼い主:
そうです。ゴミ捨てて帰る時にスッと出てった。
依頼内容は、猫の捜索。元々は保護猫だったという2歳の三毛猫。7月16日、玄関のドアを開けた瞬間に逃げ出してしまったのだといます。
依頼した飼い主:
家で生まれて家で育ったわけではないので外が好きなんでしょうね。
これまで依頼者は、猫探しのためのチラシを近所に配るなどして捜索を行ってきましたが、1人での作業に限界を感じ、代行サービスを依頼したのだといいます。
ペットヘルプ 吉田伊吹さん:
外に興味を示してるということは外はどんな感じなのか、付近にどんな子がいるのか確認のために外に出たのであればそこまで遠くに行かずに満足したら帰ってくる可能性はあります。
迷子になったペットの捜索を行うこちらの会社。発見率は80%に及ぶといいます。スタッフは、猫は近くにいると予想し、徒歩で捜索開始。
ペットヘルプ 吉田伊吹さん:
今すごく蒸し暑いから猫も蒸し暑いところというよりは風を通しやすい場所にいるはず。
24日の府中市の最高気温は36.2℃。猫がいる可能性がある日陰や風通しのいい場所を捜索します。
ペットヘルプ 吉田伊吹さん:
こんにちは。猫が迷子になっていて、こういう三毛猫を探していて見てはないですかね?
近隣住民:
いや、見てないですね。
目撃情報もない中、照りつける太陽が2人を苦しめます。一体、猫はどこにいってしまったのか?
捜索は午後8時まで行われましたが、見つけることはできませんでした。
しかし、希望がないわけではありません。
実は猫が逃げ出してから4日後の20日に、依頼者が自宅の駐車場から愛猫の写真を撮影しているんです。
入り組んでいる樹木の枝の中に逃げ出してしまった愛猫の姿が。隣家の屋根の上から依頼者をじっと見つめています。
ペットヘルプ 吉田伊吹さん:
足の裏を見せて横になっている状態というのは、余裕な気持ちでリラックスできている状態。なので本人にとっては迷子になっているわけではないですよね。
依頼した飼い主:
とりあえず安心っていうか、次のステップに進める。プロに見ていただけたので本当にありがたいです。
今回の猫の捜索料金は6時間の作業でおよそ5万円。
依頼者は再び代行サービスに依頼することも視野に入れながら捜索を続けるそうです。
放送後、視聴者から目撃情報が寄せられました。一日も早く無事発見されるといですね。
(『めざまし8』 2024年7月25日放送より)
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