2024年7月4日、都内の環状7号線を走る車に取り付けられたドライブレコーダーに、ある動物の“とんでもない映像“が捉えられていました。
場所は東京・江戸川区の環状7号線。午前8時過ぎで、交通量も多く、車のスピードも出ています。
その時、左の車線が突然渋滞し始めます。
カメラが渋滞の先頭を捉えると…、車の前に何か黒いものがいるのがわかります
通り過ぎた後、後方のドライブレコーダー映像で確認すると、すぐ後ろを走るトラックの助手席にいる男性が、隣の車線が渋滞し始めると、なにやら前を指さします。
道路上にいたのは、「カルガモ」です。
親ガモを先頭に小ガモも数匹いるようです。
めざまし8はトラックを運転していた人に話を聞きました。
カルガモを見た運転手:
陸橋を渡る時に10台ぐらい前から急に混み始めて、前の車がなんかちょっと右に膨らみながら進んでるって感じだったので、何かなって感じだったんですけど。
映像では確認できませんが、親ガモは子ガモを4羽から5羽ほど連れていたそうです。
カルガモはいったいどこから…
取材スタッフ:
けさ、カルガモが横断していた道路ですが、陸橋のようになっておりまして、トラックや乗用車など多くの車が行き交う交通量の多い道路となっています。
カルガモの親子が歩いていたのは、都内有数の交通量を抱える環七の「一之江陸橋」。
その頂上付近を北から南に歩いていました。いったいどこから来たのでしょうか。
周辺で取材すると、環七で発見される、約30分前にもその姿が目撃されていました。
カルガモを見た人:
ちょうど7時50分くらい、出勤の前だったので。このあたりを親の後に子ガモがくっついて歩いている感じでした。かわいかったです。
目撃されたのは、陸橋から直線で80mほど離れた場所。周辺を調べてみると、500m先には一之江境川親水公園がありました。
公園近くの環七周辺では、カルガモの移動はよく見られる光景だといいます。
「一之江陸橋」にどうやって進入?
カルガモの親子が歩いていた一之江陸橋は歩道もなく、かなりの高さがあり、進入するのが難しそうです。
専門家に話を聞きました。
アジア動物医療研究センター パンク町田氏:
カルガモは親、子どももひなも含め歩くのが非常に上手な動物ですので、普通に自分たちが登り下りできる低いところから、歩いて登ったのだと思います。
車自体はね、あんまり怖がらない。車と並行して移動することはよくあります。
(『めざまし8』 2024年7月5日放送より)
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