2024年3月に大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏に持ち上がった違法賭博疑惑。少なくとも約6億8000万円の借金を抱えていたとされ波紋が広がっていますが、日本国内でも今、オンラインカジノなどの違法賭博にハマる若者が増えているといいます。その裏には、違法と分かりづらくする巧妙な手口や、スマホで簡単にアクセスできるという現代社会の落とし穴が潜んでいたことが『めざましテレビ』ココ調の取材で明らかになりました。

違法賭博の中でも深刻  会員数7万人超えオンラインカジノのサイト運営者ら逮捕

スポーツ賭博や賭けマージャンなど、数ある違法賭博の中で最も深刻だというのが、オンラインカジノ。インターネット上で実際にお金をかけて行うギャンブルです。ルーレットやスロットなど様々なギャンブルが、スマホでも行うことができます。

ココ調の取材に対し、20代の人たちが
「兄がバカラとかをやっています」
「先輩が『オンラインカジノで100万円ぐらい負けてるんだよね』みたいなことを言っていた」
と話すなど、想像以上に身近に存在しているようにも感じます。

2024年2月には、オンラインカジノの賭けマージャンの手数料を受け取った疑いで、サイトの運営者ら7人を逮捕。会員は約7万4000人にのぼり、約23億円を集めたとみられています。

いったいなぜ、これ程までに多くの人がオンラインカジノにハマッてしまうのでしょうか。そこには、巧妙に隠された“落とし穴”がありました。

「入金せずに無料で4000円GET!」利用者を引き込む巧妙な手口に注意

そもそもオンラインカジノとは、ルーレットやスロット、バカラ、ポーカーなどの様々なギャンブルをスマホで行うことができるサイトのこと。
実際にどういったものか調べてみると、巧妙な手口で利用者を引き込む罠が。

「入金せずに無料で4000円GET!」と謳うサイトや、海外のプロボクサーの画像を「アンバサダー」としてサイトに載せ、勧誘するサイトも。

こうしたオンラインカジノの多くは、ギャンブルが合法な海外で運営されているといいますが、問題はないのでしょうか。