男性の育休取得率は17％超と微増も“取得”に抵抗感？二の足を踏む心境と妻たちの本音

仕事と育児の両立など、女性のライフプランについて討論しました。

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女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ！』の金曜恒例コーナー「ノンストップ！サミット」。

今回は、「女性のライフプランの悩み」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、坂上忍さん、千秋さん、鈴木あきえさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが話し合いました。

国際女性デーをきっかけに開催された、就職活動生を対象にしたテレビ7局の合同イベント「あのころの わたしへ」の様子が紹介。

その座談会では、佐々木恭子フジテレビアナウンサーが「フジテレビの女性アナウンサーは3人に1人以上が出産して復職したが、そこまで笑顔ばかりだったわけではない」と語る場面も。

三木さんは「昔は結婚して出産したら会社を辞めるのが当たり前で、悩む必要もなかった。出産するのはキャリアが一番伸びる時期と重なるし、最近では働きやすさを求めて、あえて非正規雇用を選ぶ女性もいる」と、現状を分析しました。

座談会に参加した就活生からは、「子育てと仕事を両立できるのか？」「出産後、元の職場に戻れるのか？」などの声が多く寄せられました。

所属事務所で初めて出産と仕事の両立に挑んだという千秋さんは、「独身なら絶対に断らない仕事でも、断らざるを得ない状況に陥る。仕事が減っても子どもと向き合う時間を優先する覚悟を決めるか、子育ては人に任せる覚悟を決めるか。どちらにしても自分で決めないと、毎回悩むことになる」と、心構えを伝授。

三上アナは「いったんプロジェクトから抜けて誰かが代わりに入ったら、自分はそこに戻れないのではないかという不安がある」と就活生に共感しつつ、「（佐々木）恭子さんに（仕事と育児についての）不安を打ち明けたら、『やればいいじゃん。三上が前例を作ればいいんだよ』と言われて心強かった」と、周囲の理解の大切さを訴えました。

一方、坂上さんは「女性が働きやすい環境を整えられる会社ばかりではない」「出産して気持ちが変わって、元の職場に戻りたくないと思うケースもあるのでは？」と、問題提起。

三木さんは「（出産後の女性が希望すれば）法律で同じ職場に戻さなければいけなくなったのだが、時短勤務で生産性が落ちることもあるのは事実」と語りました。