ミュージカルの歌唱は「NEWSのときと全然違う表現に」
――稽古の手応えを聞かせてください。
実際に動いてみると、ミュージカルとしての振る舞いや動き方において、自分の“手数の少なさ”をすごく感じます。ほかの俳優さんたちは皆、自分の役に対してビジョンやプランをしっかり持っていて、クリスさんのアドバイスを受けてどんどん変わっていくんです。本当にすごいなと思いながら付いていっています。
――本作はダンスも見どころ。『ハウ・トゥー・サクシード』でもクリスさんが振り付けを担当しましたが、今回はいかがですか?
稽古前にクリスさんとテレビ電話で話したときに、「まっすーは踊れるから、たくさん振り付けをするので覚悟しておいてね。楽しみにしているよ」と言われて、ちょっとビビりました(苦笑)。
『ハウ・トゥー・サクシード』の時にも感じたのですが、ダンスだけでなく衣装も、照明もセットも、クリスさんが作る演出は僕が今まで感じたことのない世界観で、「え?そうなるんだ」という驚きがあります。クリスが思い描く世界観に少しでも近づきたいです。
――ナンバーを聞いた感想を教えてください。
「すごく面白くていい曲ばかりだな」と思ったんですが、実際に歌ってみたらものすごく難しくて…。初めは「なんだこれ、全然わからないぞ!」と結構苦戦していたんですが、だんだん自分の中に曲が入ってくると、すごく楽しいです。
――ミュージカルで歌うときに、心がけていることはありますか?
普段NEWSとして歌うときは、歌っているのは僕だけど、歌の主人公は必ずしも僕自身ではなく、違う誰かとして歌うこともたくさんあります。特にコンサートだと、この曲では泣いていたけど次の曲では笑って…と“情緒不安定”ではないですが(苦笑)、曲に合わせていろいろな人間になっているつもりです。
でもミュージカルでは、1人の人間として全曲を歌うので、僕にとってはすごく新鮮で楽しいです。僕ではない人物になりきって、でも僕の感情で歌うので、NEWSのときと全然違う表現になるだろうというのは歌いながら感じています。
――2023年末にNEWSの単独コンサートがありましたが、ダンスや歌の稽古もそのままの調子で入れましたか?
去年は、歌もお芝居もダンスもたくさん経験させていただいたので、今回の稽古も久しぶり感はなく、自然に体が動いていると思います。
よく、コンサート期間中にレコーディングをしていると、スタッフさんから「体が鳴ってるね」と言われるんです。僕自身はあまり実感がないですが、やっぱり周りから見ると違うみたいで。今回もたぶん、体が鳴り続けていると思います(笑)。
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