上戸彩さんが、子育ての苦悩や、家族での過ごし方を明かしました。
上戸さんは、『ザ・ノンフィクション「僕を産んでくれたお母さん~言葉を失ったママと家族の4年~後編」』(2月25日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当。
ある日、突然の病に倒れたものの、奇跡の生還を果たした妊婦。失語症と半身まひを抱えながら3人の息子に向き合い、前を向いて歩く母の4年間をカメラが追います。
2月18日、25日放送の「僕を産んでくれたお母さん~言葉を失ったママと家族の4年~前・後編」は、放送直後からTVer、FODで無料配信されます。
半身まひで家事に一苦労、子どもとの会話にもどかしさも
自由が利かない体で、きょうも3人の息子と向き合い続ける母親がいます。
今から約4年前、救急医療を特集するテレビ番組の取材カメラの前に、1人の妊婦が搬送されてきました。出産予定日まで、あと2ヵ月。金山あさ奈さんは、職場で意識を失い、病院へと運び込まれました。原因は脳出血。
医師たちは、2つの命を救うため、帝王切開で赤ちゃんを取り出すと同時に、あさ奈さんの開頭手術を行うことにしました。手術は無事成功し一命を取り留めたものの、右半身のまひに加え、会話や読み書きが思うようにできなくなる障害が。
救急搬送から5ヵ月経ち、ようやく自宅へと戻ることができたあさ奈さん。夫の文哉さんと2人の男の子、そして、あさ奈さんより先に退院した三男の煌泰(こうた)くんに迎えられ、ようやく家族5人揃っての生活が始まりました。
しかし、右半身にまひが残る体では、今まで、当たり前にこなしてきた家事にも一苦労、家族のために料理を作ることも難しく…それでも「自分一人でできることを増やしたい」と、笑顔を絶やさず、こつこつと努力を続けてきました。4年経った今では、家のことばかりでなく、職場復帰も果たすまでに。
しかし、言葉をうまく発することができず、子どもたちにとの会話がままならないことに、あさ奈さんは、もどかしさを感じていました。時には、いら立ちを爆発させてしまうことも…。
家族のために努力を重ねる息子3人の母と、それを支え続けた家族の4年間の記録です。
ナレーション終了後に、上戸さんに感想や自身の子育てなどを聞きました。