東京・下北沢を舞台に、路上で一人芝居をして役者の夢を追いかける⻘年・春太(猪征大)と吃音を持つアーティストのレオ(遠藤史也)の8年間を描いた⻘春映画『あとがき』の凱旋上映が、2024年7月5日(金)からシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』でスタート。上戸彩さん、山田裕貴さんから作品を絶賛するコメントが届きました。
上戸彩「どんなことにも全⼒で挑んでいた”あの頃”をアツく思い出させてくれる作品」 山田裕貴「この映画を観て⼀緒に語り合える仲間が欲しい」 映画『あとがき』を絶賛
映画『あとがき』は、居酒屋でアルバイトをしながら役者を⽬指す染井春太(猪征⼤)が、ある日、路上で⼀⼈芝居をしている途中に出会ったアニキ(松本ししまる)と下北沢にあるバーを訪れ、そこで出会った吃⾳のアーティスト、レオ(遠藤史也) が春太の家に住み着くようになり…という、偶然に出会った若者2⼈の、⼈⽣の選択を描いた物語。
7月5日の凱旋上映スタートを前に、上戸彩さんと山田裕貴さんが作品を絶賛するコメントを寄せました。
上⼾彩:
どんなことにも全⼒で挑んでいた
”あの頃”をアツく思い出させてくれる作品でした。
春太の抱える葛藤が他⼈事とは思えず、
⾃分の昔の記憶と重ねながら観てしまっていました。
春太の想いを私の⼼の中に埋め込んで、
もっと頑張っていかなきゃと思いました。
⼭⽥裕貴:
かつて僕も同じ道を辿った
交通費で無くなるギャラを貰い、セリフはなく、ただカメラから遠くの道をあるく
電⾞に揺られながら、この先どうなっていくのかと
この作品の世界に⼊り込むにつれて節々に⾃分が辿ったことのある想い、
体感したであろう感情にぶつかり、何度も過去を振り返りそうになる
⼈⽣というものはわからない
春太を通した俳優としての魂の叫びなのか、彼だけじゃない、レオも⽇向も、
⼈⽣という道で何が正しいかは⾃分にもわからない。
そして、変わらないことはひとつ
どれだけ歩いても、どの道を歩いても迷いや、苦しみ、その中にある光は同じ類い
⼈間は怖いのだ、ひとりであること⾃分がこの世界に何の影響もないのかと
結局、昔の想いと変わらないのかもしれない
でも、でも、絶対に変わらないものは…
あぁ、語りたい、まだ、僕の感想はプロローグのようなもので
この映画を観て⼀緒に語り合える仲間が欲しい
映画『あとがき』は、主演の猪征⼤さん(『ストロベリーナイト・サーガ』『HOTEL-NEXT DOOR-』)をはじめ、遠藤史也さん(『賭けグルイ』『甲州街道から愛を込めて』)、向⾥祐⾹さん(『SHOGUN 将軍』『愛なのに』)、橘花征志郎さん、松本ししまるさん、尾台彩⾹さん、⼭⽥キヌヲさん、⼤⾼洋⼦さん、⽊村知貴さん、髙橋雄祐さん、細井学さん、⼭本桂次さんら、新鋭キャストからベテランキャストまでが⽟⽊慧監督のもとに集結した注⽬作。
⽟⽊監督の友⼈に実在した「路上で⼀⼈芝居をする役者」と「吃⾳を持つアーティスト」がモデルになったといいます。
2024年3⽉1⽇に上映がスタートすると、連⽇満席が続出するなど話題になり、7⽉5⽇(⾦)からシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』での凱旋上映が決まりました。
映画『あとがき』作品詳細
■ストーリー
染井春太(猪征⼤)は居酒屋でアルバイトをしながら役者を⽬指しているが、来る仕事はエキストラばかり。
ある⽇、路上で⼀⼈芝居をしている途中に出会ったアニキ(松本ししまる)と下北沢にあるバーを訪れる。
そこで吃⾳のアーティスト、レオ(遠藤史也)と出会う。
レオはアメリカから帰ってきたばかりで家が無く、気付けば春太の家に住み着くようになる。
⽬指すものは違うが、お互い夢を追う者として気付けばかけがえのない存在となっていく。
2⼈はある約束を交わし、お互い約束を果たす為に⽇々努⼒する。
しかし次第に春太を取り巻く環境に変化が訪れ、夢に対する気持ちも揺らいでいく…
偶然出会った若者2⼈の出会いからそれぞれの⼈⽣の選択を描いた8年間を描く。
■キャスト
猪征⼤ 遠藤史也
向⾥祐⾹ 橘花征志郎 松本ししまる 尾台彩⾹ ⼭⽥キヌヲ
⼤⾼洋⼦ ⽊村知貴 髙橋雄祐 細井学 ⼭本桂次 他
■主題歌
Bray me 「アンダー・ザ・ドッグ」(Happinet Music / KURAMAE RECORDS / NottDagr)
■スタッフ
監督:⽟⽊慧
数々の商業映画・MV・PVの助監督や演出を務め、2021年に⾏われた「さぬき映画祭」では⾃⾝が監督を務めるショートフィルム『僕とぼくとカノジョ』がグランプリを受賞。近年注⽬を集めるディレクター。
脚本:佐藤寿洋 ⽟⽊慧
撮影:守屋良彦
照明:齋藤正貴
録⾳:⽵内勝⼀郎
編集:⽟⽊慧
助監督:中根克 島⽥⿓
スタイリスト:ミナミマリィ
ヘアメイク:塚原ひろの
吃⾳監修:⽮⽥康⼈
ビジュアルデザイン:髙橋桃季
プロデューサー:槇原啓右
製作・配給:TeamDylan
公式サイト:https://atogaki.jp
公式X:atogaki_movie
公式Instagram:atogaki_movie
監督・キャストコメント
⽟⽊慧監督:
これは下北沢という時代とともに形を変える場所で必死に⽣きた⼆⼈の⼤切な友⼈の話をもとにした映画です。
夢を描き、語り合い、理想を求めて突き進んでいく彩りある世界を⽣きていたのに、いつのまにか⽣臭い現実が⽴ちはだかり、彩度を奪って決断を迫ってくる。
夢を持った⼈間にはそんな時が⼀度はやってくるのかなと思っております。
その時にどのような選択をするのか。
⼼の中で複雑に感情が混ざり合い、⾔葉ではなかなか表現することのできない気持ちを抱えながら⼈⽣の選択をしていく春太たちの姿がみなさんにどう映るのか、作品を通してみなさんと話したいと思っています。
猪征⼤:
下北沢という地で、本当に流れていたかけがえのない時間の映画です。
時代や⼈や環境が変わっていく中で、誰もが持っている⾃分の中の⼤切にしたいものとの歩み⽅を映画を観た帰り道に少し考えてもらえるキッカケになれたら嬉しいです。
遠藤史也:
⽣きていく中で⽇々考え選択し、決断します。
そして、その決断が正しかったのか否だったのかを振り返ります。
多種多様な選択の中でも"続けるか、辞めるか"という選択は、⾮常に重要な意味を持つもの。
その選択・決断までに⾄るまでの経緯、そしてその後を、ある2⼈を中⼼にフィーチャーしているのが『あとがき』です。
この作品がより多くの⽅に届くことを願って、撮影に挑みました。
⽟⽊組で、ある2⼈の内、1⼈を任せていただいたこと光栄に思います。
向⾥ 祐⾹:
東京に居ると雑⾳がすごく、⾃分の想いが掻き消されそうになります。
それでも、踏ん張りながら⼀⽣懸命⽴ってます。
きっと⾊んな想いを抱えながら皆んな、この作品に挑んだと思います。
皆んなで⼤事に⼤事に作り上げた作品です。
この世界の何処かに居るあなたへ、皆さまの所に届きますように、明⽇に繋がりますように
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