永野芽郁 月9でフジドラマ初主演！過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー『君が心をくれたから』

永野芽郁さんが、フジテレビドラマ初主演を果たします。

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2024年1月期の月9ドラマとして、永野芽郁さん主演のファンタジーラブストーリー『君が心をくれたから』が放送されます。

永野さんは、今作がフジテレビドラマ初主演にして、月9ドラマ初主演となります。

今作は、永野さん演じる主人公・逢原雨（あいはら・あめ／26歳）が、山田裕貴さん演じる愛する男性、朝野太陽（あさの・たいよう／28歳）のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。

ノスタルジックで幻想的な雰囲気に満ちた街・長崎を舞台に、美しくて泣ける、令和版“月9”ラブストーリーが幕を開けます。

主人公・逢原雨（永野）は、悲しい過去から自分に自信が持てず、人に心を開けないでいました。

しかし、故郷・長崎に戻ったある日、かつてただ一人心を通わせ、今もなお忘れられない男性、朝野太陽（山田）と再会します。再会を喜んだのもつかの間、彼は事故に遭ってしまい…。

悲しみに暮れる雨の前に、あの世からの“案内人”と名乗る男が現れてこう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」。

しかし、案内人が提示した「心を差し出す」という条件は、雨にとって、あまりにも過酷なものでした。はたして、“奇跡”と引き替えに雨が奪われる“心”とは、何を意味するのか？そして、案内人が起こす“奇跡”によって、2人に何が起こるのか？

一途（いちず）に互いを思い合う雨と太陽。真逆の名前を持つ2人が織りなす、ピュアなラブストーリーが幕を開けます。

永野さんが演じるのは、過去のある経験から、自分に自信を持てずにいる女性・逢原雨。

学生時代に、「雨」という珍しい名前から「ザー子」と呼ばれてバカにされ、他人と関わらないようにしていました。

そんな彼女に、ただ一人明るく声をかけてくれたのが太陽（山田）でした。太陽と過ごすうちに、初めて人生に前向きになれた雨は、高校卒業と同時に、パティシエの夢を叶（かな）えるために上京。

太陽には自分の思いを伝えないまま離れることに。しかし、雨はある理由で長崎へ帰ることになり、心の中で太陽と再会したいと願いながらも、今の自分を見られたくないと葛藤していました。

山田さんが演じるのは、雨が高校時代から思いを寄せる、朝野太陽。

一人前の花火師になるという夢を持ち、明るく前を向いて生きる男。長崎で代々続く老舗煙火店の跡取り息子として生まれた太陽は、亡き母との約束を果たすため、父の跡を継ぐべく修行に励んでいます。

元気で活発な性格ですが、学生時代に気になっていた雨に対してだけは素直に話しかけられないような不器用な面も。

雨に自分の思いを伝えられないまま上京を見送りますが、離れていた8年の間、片時も彼女のことを忘れたことはなく…。

山田さんは、『女神の教室～リーガル青春白書～』（2023年）以来、1年ぶりに月9に帰ってきます。

また、永野さんとは『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』（2021年／日本テレビ）で共演しており、先輩警察官役として永野演じる新人警察官をやさしく導きました。

物語の舞台となるのは、異国情緒あふれるノスタルジックで幻想的な街、長崎。

今作には、大浦天主堂をはじめ、眼鏡橋やハウステンボスなど、長崎の魅力あふれるスポットが登場します。“夜景の街”や“雨の街”など、長崎がさまざまな顔を見せます。

そして本作は、今、若い世代から絶大な支持を得る純愛小説の名手、宇山佳佑さんが手がけるオリジナル脚本。

宇山さんは、SNSを中心に「目が腫れるほど泣ける」と爆発的な注目を集めた小説「桜のような僕の恋人」（集英社文庫）や、映画の中から現実世界に飛び出してきたお姫様とのはかない恋を描いた映画「今夜、ロマンス劇場で」（2018年）など、話題作を次々に送り出している気鋭の作家です。

宇山さんの描く世界は、「痛み」を伴う不条理な運命を描きながらも、そんな運命に巻き込まれたキャラクターをあたたかく包み込む、深い切なさとまっすぐな純粋さが特徴。

演出は、興行収入44億円（11月5日時点）を突破した現在公開中の映画「ミステリと言う勿れ」や、『LIAR GAME』（2007年／フジテレビ）、月9ドラマ『信長協奏曲』（2016年）など数々のヒット作を手がけた松山博昭監督。

『ミステリと言う勿れ』シリーズの草ヶ谷大輔プロデューサーが、松山監督と再びタッグを組みます。

『君が心をくれたから』は、2024年1月スタート！毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。

――この作品のオファーを受けたときは、どう思いましたか？

初めてこの作品の台本をいただいたときは、すごく難しい役どころで、読んでいながら心が苦しくなる時間もあったので、この役が私にできるんだろうかと不安もありました。

ただ、「今の自分のすべてをかけて挑みたい」と思う作品に出会えたことが何より幸せで、すぐに「これはやりたい！」と思ったので、今撮影していてすごくうれしいです。

――月9初主演となります。月9にはどんな印象がありますか？

月9は、小さいころからみんなが見ていたものだったし、ドラマの中でも特別な枠だと思ってきました。

私自身、“月9”を強く意識してきたわけではないですが、自分がいざ、番組の宣伝などで「月曜9時は！」って言っていると、「私、月9で主演をやれるようになったんだ！」って、じわじわと実感してきています。

今までたくさんの先輩方がつなげてくださった枠ですので、たくさんの方に見ていただけるドラマを、山田さんを始め、キャスト・スタッフのみなさんと作っていけたらと思います。

――山田裕貴さんとは『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』以来の共演となります。

2年前にご一緒したときから大幅に変わったということはないですが、こうして一緒にいろいろな取材を受けさせていただいたり、ドラマの前室で過ごしたりしていると、すごく穏やかで、気がついたら2人で笑っていたりする時間があります。

ドラマの内容的にも、常に明るいストーリーではないので、演じている私たちが、撮影の最中に楽しんでいる時間を作れることが、私にはとても心地よいので、「一緒にいてくれてありがとうございます」という気持ちで過ごしています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

この作品は、誰かのことを純粋に思ったり、誰かのために何かをしてあげるっていうことはとても素敵なことなんだな、と改めて感じられるドラマになっていると思います。

逆に、人を思って何かをすることが、相手にとっては酷な面もあったりするという、人間のリアルな部分も描いている作品でもあります。

今少し心がモヤモヤしていたり、自分のこれから先のことがちょっと不安だったりする方が、このドラマを見てどこか救われる部分もあると思います。

『君が心をくれたから』を、ぜひご覧ください。

――この作品のオファーを受けたときは、どう思いましたか？

この作品はファンタジーもあり、ラブストーリーでもありますが、このドラマを見ていただくことで、日々の幸せや、当たり前にあるものをすごく大事にしようと、いろいろな人に思ってもらえるような作品だと思います。

僕自身も、こういうお話はとても好きなので、オファーを受けたときは、「こういう作品がやりたかった」とうれしかったです。

――永野芽郁さんとは『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』以来の共演となります。

（撮影が始まったばかりの時期は）人によっては、まだ距離を感じたりもすることもありますが、永野さんは近いところにいてくれるので、お芝居やそれ以外の面でも、とても助けられています。

印象は以前から変わっていないのですが、今の方が（お互いに）すごく自然体でいられていると思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

『君が心をくれたから』というタイトルの通り、人はいろいろな人から、いろいろな言葉をもらったり、行動をもらったりしますが、それは“相手の心をもらう”ということだと思います。

この2人がどういうふうに心をあげあうのか、そして、その最中には辛く悲しいこともあったりして物語は進んでいくので、この2人がどうなっていくのか、ぜひ見守っていただければと思います。毎話泣けます！

脚本を担当します、宇山佳佑と申します。

近年は小説家として活動しており、脚本からはすっかり離れておりました。振り返ってみると、ドラマに立ち上げから携わるのは『信長協奏曲』以来、約10年ぶり。

映像のオリジナル作品は、映画「今夜、ロマンス劇場で」以来、約6年ぶり。そんな“ブランク長すぎ脚本家”に対して、「月9でオリジナルのラブストーリーを書いてくれませんか？」と依頼してきた草ヶ谷プロデューサーは、かなりのチャレンジャーだと思います。

しかしながら、『信長協奏曲』でご一緒した松山監督とまたタッグを組むことができる。とても魅力的なお話でしたので、幾年ぶりにドラマの世界に帰ってまいりりました。

本作は、2018年に刊行した拙著「この恋は世界でいちばん美しい雨」（集英社刊）の世界観を受け継いでおり、“案内人”や“奇跡”など、共通の要素が用いられています。

物語の構想を練る前、まず念頭に置いたのは“小説家として培ったすべてをこのドラマに注ぎ込む”ということです。

僕は、これまで8年間で7本の恋愛小説を書いてきました。そこで手にしたすべてをもって物語を作る。小説で学んだことを脚本に還す。

その思いを胸に、視聴者のみなさまのお心になにかひとつでも届けられるよう、1話1話、心を込めて執筆してまいります。お楽しみいただければ幸いです。

当たり前の日常を奪ってきたコロナ禍が収束に向かい、ようやく人と人との直接的なつながりも戻って来た今だからこそ、人が人を思い、支え合っていく“愛の物語”を作りたいと思い、今作を企画しました。

そんななか、宇山佳佑さんの作品のファンであった私は、オリジナルのラブストーリーをやるなら、かねてからご一緒したいと思っていた宇山さん以外にいないと思い、熱烈オファーをさせていただきました。

「桜のような僕の恋人」や「今夜、ロマンス劇場で」など、宇山さんの作品はいつも愛であふれていて、とても美しく、やさしいファンタジーの世界観に包まれています。

今回、宇山さんが描いてくださる『君が心をくれたから』も、さまざまな愛にあふれています。それは、恋愛だけでなく、家族愛だったり、誰かの幸せを願うことだったり、偽りや下心のない真っすぐな愛です。

そんな真っすぐな愛がゆえに、“過酷な奇跡”を背負うことになってしまう主人公・逢原雨には、朝ドラのヒロインや、コメディから社会派まで幅広いジャンルの作品でその魅力を発揮されている女優さんであり、透き通る笑顔と目の奥に芯の強さを感じていた永野芽郁さんしかいないと思い、オファーさせていただきました。

そして、雨にとって希望を照らしてくれる存在である朝野太陽役には、今最も勢いのある俳優さんで、まさに太陽のような真っすぐで熱い方という印象があった山田裕貴さんにオファーさせていただきました。

永野芽郁さん演じる雨が、“過酷な奇跡”によって奪われる“心”とは何か。そして、山田裕貴さん演じる太陽との間に待ち受ける切ない宿命とは…。

寒い冬の夜、心温まる“愛の物語”に毎週涙を流されることになると確信しておりますので、ハンカチの用意をして、ご覧いただければと思います。

『君が心をくれたから』

放送日時：2024年1月スタート！毎週月曜21時～

出演：

永野芽郁

山田裕貴

ほか

脚本：宇山佳佑

演出：松山博昭（『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『信長協奏曲』　ほか）

プロデュース：草ヶ谷大輔（『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズ　ほか）

（敬称略）

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