事務所に戻った左右馬と鹿乃子は話を整理。問題は、史郎の嘘をどう証明するかだが、左右馬は、史郎が“徳田史郎”という別人になりすましていると推理する。
そして、久がなぜ時間がなかったなどと嘘をついたのか?それは、事務所に来た久本人から語られた。
久は、皐月が最初から自分の孫であると思っていた。しかし、皐月が語った背守りは、依里が自分の子どもができた時に縫うと言っていたものではなかったのだ。依里は、久が自分に贈った鶴にすると言っていたという。
左右馬(鈴鹿央士)は“本物の孫”を見極める!…が、不穏な史郎(濱尾ノリタカ)が気にかかる
左右馬と鹿乃子が鶴の絵を描いてみたところで、「あの子は不器用だった」とつぶやく久。その言葉をきっかけに、左右馬は依里が鶴をデザインしていたことに気づく。
依里は絵が下手なため、花に見えてしまっていたのだ。
左右馬と鹿乃子は久とともに実原家に向かい、史郎、皐月、そして神代の前でタネを明かす。
すると、左右馬の話を聞いていた史郎が姿を消した。
左右馬と鹿乃子は後を追い、駅前で史郎に追いつく。史郎は“徳田史郎”になりすましたことは認めたが、犯罪などには関わっていないと言う。また、今後は実原家にも関わらないと約束する。
だが、どこか不穏な雰囲気の史郎は、鹿乃子の能力を見抜いていたかのような素ぶりを見せて去って行った。
こうして、晴れて皐月は久の孫であることが認められた。