通販サイト「楽天市場」が新生活に関連する商品約150万点の購買データやアンケート調査から、「『楽天市場』新生活2024 トレンド予測」を2024年2月28日に発表しました。時間を有効活用できる“タイパ”家電がトレンドだということですが、一方で限られた空間を上手く利用する“スペパ”文房具にも注目が集まっています。
最新のタイパ家電
新生活関連商品の中で、トレンドだと言われるのは“タイパ”(時間対効果)を重視した商品。
楽天市場で調査したアンケートによると、Z世代(10代~28歳)の約7割が「“タイパ”を意識して行動している」と回答しました。デジタルに慣れている世代にとっては“タイパ”が重視される特徴があり、ロボット掃除機やオーブンレンジなどの「タイパ家電」が人気だということです。
例えば、“タイパ”で人気だというのが、ハンガー型の乾燥機。
ファンが内蔵されていて、服をかけて、スイッチを入れると、Tシャツなら30分から1時間ほどで乾きます。UVライトによる除菌機能もついています。コンパクトに折りたたみができるので、旅行や出張先のホテルでも使えるとして人気のようです。
【商品情報】
「ハンガー型乾燥機 」(DREAMY+・1万2800円)
“スペパ”重視された新たな文房具
一方、ハンズでは新たに“スペパ”が人気商品の共通キーワードに挙がってきているようです。
“スペパ”とはスペースパフォーマンスの略で、限られたスペースを有効活用するということで、注目の「スペパ文房具」を紹介します。
100円玉よりも小さいサイズに
まずは、100円玉よりも幅が狭いホッチキスと修正テープ。
ホッチキスは小さいサイズであっても、1度にコピー用紙を10枚まで留められ、リムーバーも付いています。
修正テープは引き始めがわかりやすいようにヘッド部分が透明に。
どちらもペンケースに入れても幅を取らないので、“スペパ”にすぐれ、持ち運びに便利です。
【商品情報】
「XS コンパクトホッチキス」(ミドリ・704円)
「XS 修正テープ」(ミドリ・374円)
1つのポーチでひとまとめにできる
続いては、デスクの上で散らかりがちなペンや消しゴムなどの文具をスッキリ整頓してくれるポーチ。
複数のペンや付箋、消しゴムだけでなく、スマホや化粧品もまとめて収納できるということで、デスク周りの“スペパ”が向上します。
さらに、ポーチとして使うだけでなく、ふた側を開けたままマグネットで固定し、自立させることができます。開いたままの状態でポーチを使えるので、取り出しもスムーズです。
【商品情報】
「 スマ・スタ ワイド アッシュ モバイル 立つバッグインバッグ ユートリム」 (ソニック・2750円)
書きやすくなったフラットなノート
さらに、一見普通と変わらないのに、中を開くと大きな特徴があるノートも。
ノートを開くと、中央の盛り上がりがなくフラットになっています。
ノートの内側ギリギリまで書くことができるので、ストレスなく書き進められます。また、見開きでスマホ撮影をしても影ができないので、見やすくなるというのも人気のポイントだということです。
【商品情報】
「キャンパス フラットが気持ちいいノート」(コクヨ・231円)
(『めざましテレビ』 2024年2月29日放送より)