<サツマカワRPG コメント>

サツマカワRPG

――決勝進出が決まった瞬間は、どう思いましたか?

マジでうれしかったです!1発目に名前を呼んでもらえるのも、何かしらの期待とか思いが込められている可能性もあると思うので。そうだとしたら、なおさらうれしいです!

――芸歴制限撤廃を聞いたときの心境は?

「うれしい」が9割で、「何してくれてんねん!」が1割です。

でも、やっぱりまた戦えて優勝するチャンスをもらえたことがうれしいですね。終わってから気づきましたもん。こんなに『R-1』主軸の人生だったのか、こんなにも俺は『R-1』のことばかり考えてたんだなっていう。

ネタ書いてても、どこに向けてのネタかわからなくなっちゃって。『R-1』とか関係なく目の前のお客さんが笑えばいいと思ったら、もうえぐい下ネタしかできなくなっちゃって。

あの人たち、えぐい下ネタで狂ったように笑うから(笑)。それで困ってたので、復活できてうれしいですね。

――ファイナリスト9人を見ていかがですか?

これは、芸歴制限を撤廃してよかったぞ、復活させてよかったぞって思うくらい個性豊かで面白い9人ですね。

――ファイナリストの中で一番負けたくない人は?

今年は街裏ぴんくですね。決勝は、芸人さん5人が審査員ですけど、街裏ぴんくのことを面白くないって言ってる芸人に出会ったことないので。

見た目が気持ち悪いので、お客さんにスベるときは結構あるんすけど、芸人とか同業者から見たら面白くないとは到底言えない。どう考えても面白いから、マジで怖いです。

だからもう、高い点をつけられないくらい会場でスベってほしい。伝わらないこと言って、観覧のお客さんの前でかかりまくって「どうも~!ガメラのキンタマです!」とか言ってほしいですね。爪痕(つめあと)残そうとして引かれてほしいです。本当、お願いだから!!

――自分の強みや持ち味はどこにあると思いますか?

心臓の弱い方だけ気をつけていただきたいですね。自分では意識してないんですけど、僕の芸は心臓に悪いらしいので。

ギャグもショートコントも漫談も音ネタも、いろんなネタやるんですけど、総じて「怖いよね」ってよく言われます。普通に人間の心臓抜くとか、それくらいしかやってないんですけどね。あれ?怖いですか?

――ピン芸の魅力はどこにあると思いますか?

ウケてもスベっても全部自分のせい。自分の人生、自分で決めたいじゃないですか。人に左右されずに。自分がこう思うからこうやって、そしたら何かしらの反応が返ってきて、それをまた自分の中に取り込んで。

人に合わせなくていいので、やっぱり一番いいですよ。健康にもいいです。

――優勝したら出てみたい番組はありますか?

『マルコポロリ!』(カンテレ)にはもう行きたくないです!もう二度と行きたくないです。

でも、テレビは全部出たいですね、CMとかドラマも。明治プロビオヨーグルトR-1のCMは出たいです。あと、牛の血を抜くCMとか。

ドラマは「演技うまいね」って、自分の気づかないところでコソコソ言われたいので。そういう面も少しずつ出して、「売れてる感あるね」って言われたいです。

僕って意外と自分主軸じゃなく、人の評価を気にして生きているので!

――自分にキャッチコピーをつけてください!

やっぱり「セクシープリティなミニスカ芸人」ですかね。それか「80歳の最高齢子供」とか「恐怖のドン底ピン芸人」とか。なんでもいいです!適当につけてください!

なんで、俺が自分でつけなきゃいけないんですか!恥ずかしい!

――決勝の目標と意気込みを教えてください!

ようやくお笑いで全員ぶっ倒せるんだろ?あと8人か…。絶対に、準優勝するぞー!(優勝だろ!)(ほんまおもろいわ~!)

――最後に、サツマカワRPGさんにとって『R-1グランプリ』とは?

…もう書いちゃったんで(笑)。なんとかこれを、今から面白くしないといけない。まあ、お笑いって感覚なんで。これを面白くないと感じたら、あなたの感度が鈍いんだよってことで。

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