<音尾琢真 コメント>

――出演が決まったときは、どう思いましたか?

幼少のころより、フジテレビの連続ドラマに親しんできたので、またこうして作品に出られてうれしく思います。

出演するからには、俳優としてできることを出しきり、視聴者のみなさまに楽しんでいただける作品になるよう力を尽くしたいと思います。

――音尾さん演じる、佐竹尚人について教えてください。

今作における佐竹という役柄は、災害時に人命を救うため自分のすべてを捧げてきた人なので、統括責任者として指示を出すときも、現場で行動するときにも、洗練された無駄のない所作と精神でありたいと思っています。

水上くんが演じる部下の園部にも影響を与える存在ですので、たとえ撮影が過酷な状況になっても、私自身も堂々とした背中を見せていられるようにします。

――主演の山下さんの印象や、共演で楽しみなことはありますか?

山下さんはとてもすてきな方で、私が「普段、電車に乗ることあるんですね」などと話しかけても気さくに話してくださいます。

多くの気象用語や数字のデータなどのセリフが多いので、撮影の直前に話しかけたら迷惑かな、と思うのですが、今のところ快く返事してくださっています。私もあまり邪魔しないよう心がけます。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

私自身、いつどこで災害に遭うかわからないということを実感して生活しております。この作品の登場人物たちのように、事前に防ごうとしたり、少しでも被害が少なくなるよう尽力したり、また災害時に一人でも多くの人命を救うために力を尽くしている方々の思いを背負って演じさせていただきますので、最終回までご覧になっていただけるとうれしいです。