<平岩紙 コメント>
――出演が決まったときは、どう思いましたか?
『監察医 朝顔』で長く通わせていただいてたので、久しぶりの湾岸スタジオは懐かしさと、どこかホッとするような気持ちになりました。
そして、また新たに始まるんだなというドキドキも。初めてお会いする方々が多いので緊張していますが、終わるころには、作品ともみなさんとも離れることが寂しいなあと思えるような、心のこもった作品、あたたかなチームになるとうれしいです。
――平岩さん演じる、上野香澄について教えてください。
お天気は毎日意識するものですし、自然災害の際には命を左右し、いくつもの判断が委ねられる、暮らしに重要不可欠な機関。この作品に携わることで、深く知ることができ、とても勉強になります。
役柄については、人をまとめるポジションなので、その説得力は必要ですが、そこに気負いしすぎず、あたたかく見守られるような気持ちでやってみようと思っています。
――主演の山下さんの印象や、共演で楽しみなことはありますか?
山下さんは、いい意味でとても普通な方。リハーサル室に入ったとき、すぐに見つけられないほど“俺います感”がまったくなく、ニュートラルに存在している感じです。
だけど、確実に綺麗なイオンを放っていて、近づいて行くと、せせらぎが聞こえてくるんじゃないか?というくらい。
みんなを自然と心地よく引き寄せてくれるリーダーです。お芝居に対して真摯(しんし)で柔軟、ユーモアもあり、そしてすごく落ち着いている…頼もしいです。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
魅力的な若い方々、素晴らしい先輩方が出演されます。みなさんからすてきなトスをいただき、足を引っ張らないように頑張りたいです。
私たちが日々意識しなければならない、自然災害を取り扱う作品ですので慎重になりますし、見てくださるみなさまにとって、今一度の備えになり、そして実際経験された方々へも、少しでも何か心に届く作品になりますよう、向き合いたいです。