伊野尾慧さんと伊原六花さんがW主演を務める、火ドラ★イレブン『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』。
このドラマは、事故で死別したはずの夫婦が「1日3分、部屋の中だけで再会できる」という“制約だらけの奇跡”に振り回されながらも、「お互いの死の真相」と「不倫の真相」を追う夫婦再生ラブ&ミステリーです。
4月16日(水)、大阪・カンテレ本社で取材会が行われ、伊原六花さんが出席。作品の見どころや撮影裏話などを明かしました。
伊原六花「一番イメージに変化があったのが、伊野尾さん」

ドラマの舞台は「夫が事故で亡くなった世界」と「妻が事故で亡くなった世界」が同時進行するパラレルワールド。作品の反響を聞かれた伊原さんは「私は、台本を読んで理解しているつもりですけど、こういうトンデモ展開を初めて見る人はどう感じるんだろう?と思っていましたが、行く先々で『おもしろいね』とか『不倫してたん?』とか『犯人は誰?』とか、いろんな反応があって、想像していた以上にしっかりと楽しんでいただいているんだなと感じます」とコメント。
SNSにポストされる“謎についての考察”もリアルタイムでチェックしているそうで、「細かいところにもちゃんと気づいてくださっているのが、めちゃくちゃうれしいです」と笑顔を見せました。
夫婦を演じる伊野尾さんとは初共演。クランクインしたばかりのころは「目も合わせられなかった(笑)」といいますが、「キャストのみなさんのなかで、一番イメージに変化があったのが伊野尾さん。すごく気さくだし、一緒にテンション高くはっちゃけてくださるし、ご飯もわんぱくに食べるし(笑)。あと、私とメイクさんでマイメロディの歌をうたっていたことをきっかけに、伊野尾さんがマイメロディの物まねをしてくださったり(笑)」と意外な一面も発見。
「知れば知るほど、人間的に素敵な方だなと思います」と距離も縮まり、今では冗談を言い合いながら和気あいあいと収録に臨んでいるといいます。

伊原さんが演じるなつめについては、「台本を読んでお芝居をするなかで『ここ、そう思わないな』と感じることがほとんどない。私とほぼ一緒というくらい考え方が似ている」と共感しているそう。
「ただ、自分さえ我慢すればこの場はうまくいくとか、一度考えてから行動するところは長所であり短所。一歩引いて自分を客観視できるところは大人だなと思います」と、伊野尾さん演じる幹太への思いと、抑えてきた自分の本音の間で揺れるなつめを分析しました。
また、自身は独身ですが、本作で夫婦を演じたことで「“結婚”のイメージが変わった」とも。
「イヤなことも逃げずにちゃんと話し合って、本気でぶつかることができる相手って、大人になると家族以外ではなかなかいない。結婚することでそういう関係になれると思うと、結婚っていいなと。そういう価値観がひとつ増えたかなと思います」と心境の変化を明かしました。
気になるドラマの今後については、「展開がとても早くて、不倫の真相や事故死の真相のような、普通なら終盤に持ってきそうな謎が序盤でどんどん明らかになっていきます」と予告。
「でも、解決するたびにまた次の謎や問題がどんどん出てきて、最後まで飽きさせないので、ぜひ楽しみに見てください!」と呼びかけました。

『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』第4話は、4月22日(火)23時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。
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