小芝風花さんの主演ドラマ『大奥』第8話が3月7日に放送され、小芝さん演じる倫子と亀梨和也さん演じる家治がようやく心を寄せ合えたシーンに、多くの反響が寄せられました。(※ネタバレあり)
本作は、徳川家治(亀梨)との政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子(小芝)が、思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で懸命に生きていく、儚(はかな)いラブストーリーです。
倫子は家治との間に娘を身籠るも、急に産気づいて死産となってしまいます。さらに、家治の側室となったお品(西野七瀬)が男児を出産。大奥では、世継ぎはお知保(森川葵)の子・竹千代か、お品の子・貞次郎かという話で持ちきりです。
絶望の淵に立っていた倫子に、家治は庭園の一角にある松の植木を見せました。松の木は“枯れることなく緑の葉を保ち、1000年生きる”といわれていることから、家治は「この松に、娘を思っている」と胸の内を明かします。娘のことを生涯忘れないと誓い、静かに黙祷。
家治の本心がわかり、ようやく報われた倫子は号泣。木の傍には「徳川千代姫」と書かれた銘板が立てられていました。
このシーンに、SNSでは「一番忘れてほしくない人は、ちゃんと倫子の娘のことを覚えててくれたやん、よかったなぁ」「この演出は泣く」「亡くなった赤ちゃんのお墓を作ってくれてたのね」「名前も決めて、お墓も立てて上様もちゃんと姫君のこと思っててくれてるよ~」「涙が止まらん」と、心を打たれた様子の視聴者の声が多く見られました。