──お2人がこのドラマで楽しみにしているポイントは?

永瀬:「今日も俺は美しい」など、昴の特徴的なセリフがあるのですが、どう言うかが昴というキャラクターの大事なポイントだと思っていて。試行錯誤しながら、そういうセリフを作品の楽しめるポイントにできるようにしたいし、演じる側としては難しさも感じつつ楽しみな部分です。

山下:正反対の昴とまどかが、ちぐはぐだけどスピード感のあるやり取りをしながら、お互いに歩み寄っていく姿に成長を感じられるのではないかなと思います。私も演じるのが楽しみですし、2人の関係性の変化や、それぞれの人間性が変わっていく姿を見ていただけたらうれしいです。

山下美月の”小さな幸せ”は「スーパーのタイムセール」

──まどかが”ド庶民女子”ということにちなみ、お2人がプライベートで感じる庶民的な幸せや小さな幸せを聞かせてください。

永瀬:友だちと沖縄料理のお店でご飯を食べているときですね。最近は忙しくてなかなか行けてないんですけど。その仲間たちといるとすごく居心地がよくて、みんなとオープンなところで話す時間が幸せです。

山下:よく行くスーパーがあるのですが、お店に入ると同時にタイムセールを知らせる音楽がかかると、ラッキーだなと思います(笑)。

──昴とまどかは正反対のタイプで、そんな2人がどう関係を深めていくのかが見どころの一つになると思います。お2人は、自分と正反対の人とうまく付き合うための方法はありますか?

永瀬:僕は、自分と合わないとか正反対の人も「面白い」と思えるタイプで、その人との違いをどう楽しめるか大事ですよね。相手を変えることは難しいし、無理に変える必要もないと思うんです。

自分が相手の違いとどう向き合って、相手にもお互いの違いを楽しく感じてもらって関係性を築いていくことが一番の秘訣かなと思います。

山下:私も、自分と違う人とは、勉強になると思って一緒にいられるようなタイプですね。正反対な人と接することで、自分が持っていないものを見つけたり、こういうところが尊敬できるなと思えたり、その人の良い部分を知ることができるような気がします。

──劇中の昴とまどかの出会いは“運命的”ですが、お2人にとっての運命的な出会いを教えてください。

永瀬:僕は大学の親友との出会いですね。入学当初、学籍番号の隣の人とずっと一緒にいたのですが、ご飯を食べようと食堂へ向かっていたら、「食堂ってどこにあるか知ってる?」って話しかけてきた人がいて。「じゃあ一緒に行こうよ」と3人でご飯を食べたんです。

その後、学籍番号が隣の人よりも、後から話しかけてきた人と仲良くなって、それが今の親友です。8年ぐらいの仲ですかね。親友の存在は自分にとって助けになりますし、運命だったなと。

でも、声をかけられたとき、食堂は目の前にあったんですよ。それなのに「どこですか?」って聞いてきて。今考えると、親友にナンパされたんだなと思います(笑)。

山下:私は中学時代に仕事の現場で出会った友だちとの出会いですね。帰りの電車が一緒で、お話をしていたら「実は同じ中学校なんです」と言われて「え!?」って。

彼女は1つ上の先輩で体育委員長をしていたので「確かに運動会のときに全校生徒の前でしゃべっていた人だ!」と思い出したんです。

今ではプライベートで海外旅行に行くこともありますし、月に何回も会う友だちになって、その出会いは運命だったなと思います。