<齋藤拓也(チーフプロデューサー)コメント>
スペシャルキャスターとして取材現場を訪れる石川佳純さんは、とても感情豊かです。驚きや発見を自分ならではのコメントにつなげたいという情熱と、戦う選手たちへのリスペクトの気持ちが、自然と取材姿勢を前のめりにしていきます。
そして、撮影の最後には、インタビューを受けていたはずの選手から石川さんへ逆質問が飛ぶのが恒例です。競技生活23年、オリンピック3大会連続メダルという輝かしい実績を持つ石川さんは、初代表の若手選手が抱く不安やワクワクも、各競技のエースたちが背負う重圧も、後輩に追い上げられるベテランの葛藤も、すべてを経験してきた存在です。
それぞれの選手の今に寄り添い、飾らない言葉でつむぐ経験談は、パリへと向かう選手たちの心をやさしくほぐし、あたたかい空気で包みます。
東京オリンピックから3年、石川さんが「異様な光景だった」と振り返る無観客のスタンドには、今回観客があふれ、大歓声の中で選手は一瞬の勝負に挑みます。
ニッポン、そして世界のヒーロー・ヒロインたちが勝っても負けてもベストパフォーマンスを発揮してくれることを祈りながら、石川さんとともにあたたかい中継をお届けしようと思っています。