父・粒来春明(古田新太)が以前弁護を担当した画商から、群馬での案件にかつて父が関わっていたことを聞いた神波亮子(趣里)。

時を同じくして群馬から、妊婦・横沢さくら(前田敦子)がわざわざ自分を訪ねてきたこと、そして、逮捕された闇バイト組織の指示役・キングが群馬出身であることから、亮子は、12年前に粒来が家を出た理由は群馬にあるのではないかと考える。

15年ぶりに故郷の群馬県山遥村に帰省したというさくらは、村の草木が枯れ、両親や村人たちが見るからに具合が悪そうだと顔を曇らせ、その原因が、村にできたサカミクリーンという産廃処理場にあるのではないかと話す。

しかし、役場に訴えても取り合ってもらえず、さらに、サカミクリーンに賠償請求と営業停止の訴えを起こそうとするも、隣の本樹市の弁護士には相手にされなかったという。

それもそのはず、環境汚染に対して個人が訴えを起こすことはめずらしく、非常に困難。

杉浦義弘(ジェシー)も今回の依頼にはいつも以上に難色を示すが、亮子は群馬というキーワードがどうしても引っ掛かる。

すると案の定、サカミクリーンの顧問弁護士が粒来であることが判明して…!?