数日後、ミコは慧とともに坂浦に面会する。
坂浦は、ミコに近づいたのも復讐のためだったという。続けて坂浦は、異口はミコの小説を読んだことはなく、自分がミコのファンだというのも嘘だと告げて…。
当時、異口の取り調べをした森野は、異口から卑怯者呼ばわりされて、もう一度事件を洗い直したという。
その結果、異口は猟奇的な殺人を犯すような人物ではないと感じるようになり、上にも何度も掛け合っていたが、その矢先、なぜか異口自身が犯行を認める供述をし始めた。
森野とミコにイップスの症状が出たのは、共にこの事件がきっかけだった。
同じころ樋口は、慧が作ったという、『歪な十字架模倣事件』に関するファイルを彼に返す。そこで樋口は、ファイルに書かれていた情報は警察内部の人間しか知り得ないものだが、なぜそれを知っているのか、と慧に問いかけるが…。