<片山萌美 コメント>
原作漫画を読んでいたので、お話をいただいたときは「あれをドラマにするのか!」と興味がわきました。
和美はやったことがない役柄だったので、チャレンジだと思ってオファーを受けました。演じるうえで特に悩んだのが、穏やかに喋っていたと思ったら突然怒りだすといった、和美のスイッチが突然変わるところです。
監督に相談したら「すべてを理解しようとするとできないと思うから、理解しきろうとしなくて大丈夫」と言われて肩の荷が降りました。
そこで安心したことでかえって、彼女の中でこれはちゃんと成立しているんだ、と理解できた気がします。
和美はまっすぐなので、彼女なりの「ここからは悪だ」という線がきっちりあって、それを越えると内に秘めていた怒りとか悲しみとか絶望が出てくるのだと思います。ほかの人はたぶん理解できない線引きをしっかりすることを意識して演じました。
ドラマは、漫画とは違うストーリー展開をしていくので、私のように原作漫画ファンの方はドラマバージョンの『そんな家族なら捨てちゃえば?』だと思って楽しんでいただけたら。
私は和美に感情移入して演じましたが、みなさんが誰に感情移入するのか、あるいは感情移入しないでどんな感想をいただけるのか、楽しみにしています。SNSでつぶやいたり、メッセージをいただけたりしたらうれしいです。
<田中洸希 コメント>
学生の方が年齢的には近いんですけど、最近ずっとサラリーマン役をやっていたので、あまり経験がない高校生役を演じられることになってうれしいです(笑)。
光くんは、クイズが趣味という共通点から一花と仲良くなり、家族に対しての思いを知って「自分が話をして、一花の話を聞いてあげないと」と一花のためを思った行動をしていく場面が多いキャラクターです。
そんな光くんにしかできない行動が、序盤は特に大事になってくるんじゃないかなと思っています。ドラマ自体は悲しい物語でシリアスな場面が多いですが、一花が唯一元気になれる場所を作ってあげるのが、光くんだと思っています。
一花のためなら自分がちょっと犠牲になってもいい、一花思いな少年といった光くんのテンション感は、自分が作品の中で特に大事にしているところなので、監督さんともいろいろとお話をしてお芝居をさせていただきました。
このドラマで大事な役で携わらせていただいたことが、自分の中でもすごくいい経験になりました。
みなさんには、光くんの心情と一花の心情を考えながら、一緒にこのドラマに隠されたクイズを解いていただきたいです!
<森日菜美 コメント>
お話をいただいたときは、率直にとってもうれしい気持ちと、挑戦という言葉が浮かびました。今まで演じたことのない破天荒な役柄だからこそ、大丈夫かなという不安もあったのですが、任されたからには私にしかできない琴葉を、という使命感を感じました。
全力でぶつかり、楽しみながら、この作品を作り上げる一員になれたら、と思いました。
台本を読んだときから、いろいろな意味で衝撃を受け、家族の形ってさまざまで、寂しさだったり苦しさだったり、本当はやさしい気持ちを持っているはずなのにわかり合えないもどかしさや、歪んだ愛がゆえのストーリー展開が次から次へと気になり、ページをめくるワクワク感がありました。
原作を読ませていただいたときも、それぞれのキャラクターが張り巡らせる空間がクセになってしまうほど、とりこになりました。
琴葉は、ドラマオリジナルキャラクターで、小悪魔で恐ろしげな女の子です。1人だけの世界観があり、思うようにいかないと狂ってしまうほど、感情表現がストレート。
そのなかでも、自分で自分を一番大切にしている部分や、風変わりな様子が、深く知れば知るほど、愛おしく思います。
物語も、登場するキャラクターも、捉え方ひとつでいろいろな形で受け取れると思います。家族の在り方、人との付き合い方など、このドラマを見てクスッと笑えたり、展開に驚いたり、見てくださるみなさんに存分に楽しんでいただきたいです!
琴葉の一人称が「こっちゃん」なのですが、こっちゃんのコロコロ変わる豹変ぶりにも注目していただけるとうれしいです!