ウィッグを外した姿を初公開「少しでも気持ちが落ち込まないよう…」


梅宮アンナ(12月20日収録
)
こんな感じで。

インタビューでは自ら、ピンクカラーのウィッグを外し、現在の短い髪の状態を包み隠さずカメラに見せて臨んだアンナさん。
その理由と心境について、次のように語りました。


梅宮アンナ(12月20日収録)
このあと続く方々とかに、私の経験を残すことによって、少しでも気持ちが落ち込まないようになってほしいなっていう思いがあります。抗がん剤の治療の1つの期間としては、こういう映像をのこしてもいいかもっていう気になって…


(今また)少し髪の毛がやっぱりパラパラきてるんですね。ちょうど抗がん剤3週目ぐらいで抜け始めるって言われてて、いったんまたなくなっちゃうんです。

“後に続く、同じがん闘病の経験をする誰か”のため、アンナさんは短い髪の状態も記録に残そうと、決意したのだといいます。

「退院した時からが現実にぶつかる」涙を見せる場面も

右胸の全摘および、右脇リンパ節の切除…。リンパ節は、7個ががんにおかされていました。
3時間以上に及ぶ手術から約1カ月半、術後の心境と体の状態について聞くと…


梅宮アンナ(12月20日収録
)
もう不安しかなかった。やっぱり毎日怖くて。痛みとの戦いだったりとかして。
術後1週間は病院にいて、その時が1番大変だと思っていたけど、そうじゃなくて、退院した時からが現実にぶつかるというか。
私の場合は脇のリンパの手術が必要だったので手が上がらないんですよね。

腕を再び上げられるようにするため、今アンナさんは、ストレッチ教室などに通い始めているといいます。


梅宮アンナ

うぅ…

ストレッチのリハビリでは、痛みに耐えうめき声を上げながら、腕を上に伸ばそうとするアンナさん。
あまりの痛さに涙を見せる場面も…。


しかし痛いからといってリハビリをしなければ、このまま腕が上がらなくなってしまうといいます。


梅宮アンナ(12月20日収録
)
がんを治すとかっていう言葉もありますけど、いかに(がんと)うまく付き合っていくかっていうところなんだと思うんですね。胸を切りましたけど切って退院した手術したっていっても“治った!わーい”って感じではない。

抗がん剤、放射線治療、さらにホルモン治療は10年にも及ぶかもしれない中…アンナさんには、次の目標があると語ります。


梅宮アンナ(12月20日収録
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ピンクリボンのアドバイザーっていうのがあるんですね。要は乳がんのアドバイザー的な資格を取ろうかなと思ってます。初級、中級、上級ってあって。上級いくともうなんかお医者さんのレベルじゃないの?みたいなぐらい。

勉強って得意じゃないけど、ただ経験を言っているだけではたぶんダメかなと思っていまして。ちょっと勉強したいなとは思います。

(『ノンストップ!』 2024年12月23日放送より)

めざましmediaでは、アンナさん本人が、乳がん闘病の日々で感じること、伝えたいことを、連載形式でお届けしていきます。
「長いジャーニーが始まる」〜Anna's Journey〜 梅宮アンナのがん闘病記 連載1回目(11月4日公開)