去年2024年8月13日、梅宮アンナさんは、乳がん(ステージ3a)と診断されたことを公表。

めざましmediaでは、アンナさん本人がその闘病の日々で感じること、伝えたいことを11月から連載形式でお届けしています。
11月7日に3時間19分におよぶ右胸の全摘出手術を無事成功させたアンナさん。
12月からは再び抗がん剤治療を約3ヵ月間にわたり続け、3月5日には、最後の抗がん剤投与を終えたことを報告していました。

そして先週18日(火)から始まったのが、放射線治療。
平日毎日、合計16回行われる予定で、今日3月24日で4回目の治療となります。
アンナさんがこれまでで一番恐怖心を覚えるという、目に見えない“放射線”による治療。
現在の心境を『めざましmedia』に文字コメントで語りました。

梅宮アンナ 見えない“放射線”に恐怖… 涙する日も

治療が始まる前の梅宮アンナさん 放射線治療1日目(3月18日撮影)

梅宮アンナ(3月24日 文字コメント):

放射線。。

放射線と聞いて

皆んなは、何をイメージするのかな。。

なんだか恐怖心があるのは私だけなのかな。。って。

見えない光線?

なんとなくビクビクしてしまう。。

わたしです。

初日は、ご飯食べられなくって…

機械は大きくて、、、

凄く新しく綺麗で高そーなんです。

放射線治療に使われるのは、リニアック(直線加速器)という装置。
高エネルギーのX線や電子線を体の外から照射して治療を行います。

アンナさんが送ってくれたリニアックのミニチュア模型の写真を見ても、
そのサイズは人形と比べて巨大なことがわかります。

放射線治療を行う装置「リニアック(直線加速器)」の模型

梅宮アンナ(3月24日 文字コメント):

私の場合は、照射時間は1箇所につき15秒から20秒ほどです。

機械が回転して4箇所をやっています。

ずーと目をつむっているわたし。。

慣れていけたらいいな。。


でも、段々と慣れてはいくみたいです。

油性ペンで体に書かれた照射位置…「気分落ちますね」

放射線治療は、羽織っている服を脱いだ状態で受けるということですが、
見えない放射線への恐怖だけでなく、治療過程で自らの体を見て、気分が落ちることも…。

梅宮アンナ(3月24日 文字コメント):

部屋に入ってから、

15分以内には終わります。

平日毎日やります。

週5日。

合計16回をやります。

身体には油性ペンで

目印を書かれます。

照射位置目印です。

消えたら付け足していきます。

右胸を無くした痛々しい自分の身体の光景に、さらに油性ペン姿の自分に
毎朝シャワーの時は気分落ちますね…

治療が始まる前の梅宮アンナさん 放射線治療1日目(3月18日撮影)

右胸の全摘手術、半年以上にわたった抗がん剤治療、そして新たに始まった放射線治療と、様々な不安と戦いながらも治療に向き合ってきたアンナさん。

治療を通じて感じている心の揺れ動きと、その中で“大事にしたい気持ち”について、以下のように綴りました。

梅宮アンナ(3月24日 文字コメント):

治療していく中で必ず想う事があります。

私は抗がん剤がキチンとやれたし、

手術も出来た。

コレには感謝をしないといけないと。。

でもたまに、頭では理解していても、心がついていかなくって

痛かったり、悔しかったり、怖くて泣く事もあります。

治療は、精神的、肉体的も決して楽ではありませんが、治したい!って気持ちを大事に生きたいと思います。

そして希望は大事だなーと。。

希望がなくなると何にも出来なくなるから。。

【梅宮アンナさん略歴】
▽1972年8月20日、東京都で生まれる。現在52歳。父は俳優の故・梅宮辰夫さん。
▽19歳の時に街でスカウトされたことをきっかけに、1992年にファッションモデルとして芸能界デビュー。
▽人気雑誌「JJ」の看板モデルとして活躍し、一躍女性たちの”ファッションリーダー”的存在に。
▽2002年、29歳で娘の百々果さんを出産。その後シングルマザーとして子育てをしながら、現在に至るまでテレビ、雑誌をはじめ多方面で活躍を続けています。