――本作のテーマは「現代を生きる女性の悩み」。ロマンス詐欺や働き方改革、お受験の呪い、週末婚夫婦の浮気疑惑などが取り上げられます。

恋愛できない、興味がない青年たちの現状や、ホワイト企業を目指す会社の「それちょっとピントがズレてない?」という問題、シングルマザーの子連れ出社問題など、今の時代ならではのさまざまな問題をバッサバッサと斬っていきます。

だから、全11話、お見逃しなく全部見ていただきたいですね。

――松本まりかさん演じる菊池いづみとのコンビも楽しみです。

相変わらずいづみさんに「あなたはダメね」と言いながらも、やっぱり気になるし、ハルコさんにとっても良いバディだと思います。いづみも成長していますので、2人のやりとりも楽しんでください。

大地真央 “最高のオバハン”を演じるのは「大変ですよ」

――ハルコを演じ続けるうえで、どのようなことを意識していますか?

あまり表には出しませんが、ある意味苦労もしてきているし、お嬢様育ちですが、年齢を重ねている分、いろいろな経験もあって人の痛みもわかっている。だからこそバサッと斬ってもその根底には愛情があるので、相手の心にも響くんだと思います。

無関心な人が多い今の世の中で、お節介なくらいの愛情で、相手のことを思って毒舌を吐く。ただ独善的ではなく、その奥にあるものが深いんです。

そういう思いを大切にしています。

――ハルコを演じるのにはパワーが必要ですね。

大変ですよ。ハルコさんはセリフも多いし、とにかくスーパーウーマンですから体力も気力も必要で。でも、ご覧くださった方々から、「元気をもらった」「本当にスカッとした」などというお声をいただくと、頑張ってよかった、ますます頑張らなきゃと思うんです。

また、叱られた人の人生が上向くという不思議な力を持ったハルコさんは、選ばれた人。そういう人物を演じさせていただくのだから、「大変なのは当たり前でしょ」って自分でも思いますし、それだけやりがいのある役柄なので一つずつ大切に作っています。

――ハルコを演じていて、ご自身が影響を受けたことはありますか?

パート2の時だったと思いますが、撮影が終わって、そのまま飼っている猫のものを買うためにペットショップに行ったんです。

そこで、店員さんが親切心で、「抱っこできますよ」と生後1ヵ月ちょっとの子猫を持ってこられたのですが、私は思わず「生後3ヵ月までは親元にいさせるべきでしょう!この子は何ヵ月なの?」と言ってしまったことがあって。

私が猫好きなのを知っていてそう言ってくださったのですが、私の対応に、「す、すみません」と後ずさりされていました。ヘアメイクもそのままだったので、その時は完全にハルコでしたね(笑)。